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浅原ナオトの小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」をもとにした本作では、ゲイであることを隠す高校生・安藤純と、BL好きを隠している同級生・三浦紗枝の関係が描かれる。神尾が純、山田が紗枝、三浦が2人のクラスメイト・小野を演じた。
共演者について聞かれた神尾は「山田さんと初めて共演したのは5年前くらいかな? 3回目の共演となる今回が一番掛け合いをする役柄でした」と回想。対する山田は「共演回数を重ねて安心感はありましたが、今回(神尾は)純として現場にいらっしゃって。お芝居させていただいて楽しかったですし、ずっと引っ張ってもらっていました」と続けた。
神尾のことを「ふうちゃん」と呼んでいるという三浦は、「最初会ったときのふうちゃんは暗くて、めっちゃ怖い人だと思ってたんです。でも実はすごく明るくて」とギャップに驚いたことを明かす。また山田については「僕のほうが歳は上なんですが、杏奈ちゃんには先輩のような、しゃべりかけていいのかわからない大物オーラがある。杏奈ちゃんもふうちゃん同様話しかけづらかったです」とコメントし、「でも杏奈ちゃんが僕の手を見て、『同じくらいだね』と手を合わせてくれたときはどっきどきでした」と笑った。
山田は三浦について「撮影は一生懸命だったし、緊張してるのかなという印象で止まっていました。でもこの間取材で会ったら、違う人が来たんじゃないかっていうくらい(雰囲気が違って)びっくりした」と述懐。ドラマで三浦と共演中の神尾は「彼は映画の現場が初めてだったということもあって、緊張していたみたいです。当時はつかめない人だなと思っていたんですが(笑)、今では親友です」と絆が深まった様子を見せる。
印象深いシーンを尋ねられると、神尾は病室で母親と話すシーン、山田はサンシャイン水族館のシーンをピックアップ。一方三浦は「初日に『お前ら本当に仲いいな』っていうセリフを言うシーンを撮ったんですが、緊張してガチガチでNGを出しまくってしまって。今もよくそのセリフでからかわれるので……胸に刻みます」と反省して笑いを誘った。
イベント中には共演者の
最後に草野は「こうやって映画について話す機会を多くいただいてきましたが、だんだんと皆さんの感想に教えられることのほうが多くなってきました。もう僕が何かを言うタイミングではないなと感じます。映画が旅立って1人で歩いて行ってくれたらうれしいです」と挨拶し、イベントを締めた。
「彼女が好きなものは」は全国で公開中。
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“ふうちゃん”こと神尾楓珠が三浦獠太と親友に、山田杏奈は大物オーラ出す(写真15枚)
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