「岬の兄妹」の
登場人物それぞれが何かを“さがしている”3点のキャラクタービジュアルには、「指名手配犯をさがす」智が険しい顔で山内を見つめているものをはじめ、「消えた父をさがす」楓が山内を見据えているさまや、不敵な表情を浮かべ「死にたい人をさがす」山内の姿が捉えられている。
佐藤は「どこにでもありうる心で妻を愛し、どこにでもありうる感情で娘を愛す。そんな、どこにでもいる中年男が、立っていられぬような過酷な運命に翻弄される。市井に佇み、どこにでも落ちていそうな、貴方にありうる暗黒と業の深淵を、しかと見届けてほしい」と述べる。ビジュアルを制作した、韓国のデザイン会社Propagandaは「殺人犯・山内の怪しげな視線と、『被害者』たる智と楓のどこかささくれだった『目つき』を切り取ろうと試みました」とコメントした。
「さがす」は1月21日よりテアトル新宿ほか全国で公開。なお、本作のムビチケオンライン前売り券が2021年12月3日に発売される。
Propaganda コメント
今回、超ティザー、ティザー、本ビジュアル、キャラクターポスター、そしてロゴとすべてのビジュアルデザインを担当いたしました。
超ティザービジュアルでは、本作の重要なアイテムである「卓球台」の上に同じくキーアイテムである「携帯電話」を印象的に配置し、今にも何かが起こりそうなサスペンス溢れる瞬間を捉えることを意識しました。
ティザービジュアルでは、数百枚にも及ぶ逃亡犯の指名手配チラシと、清水尋也さん演じる「名無し(山内照巳)」の手配チラシ、そしてその前に智と楓を配置しています。犯人はすぐそこにいる。しかし、すぐ見つけることは不可能…。けれども、彼ら犯罪者たちはきっとあと一歩で捕まる。観る者にそんな緊張感を与えることを意識し、デザインしました。
本ビジュアルでは、そんな緊張感を俳優たちの「目」と交差する視線で表現したいと考え、今回解禁するキャラクターポスターでは、殺人犯・山内の怪しげな視線と、「被害者」たる智と楓のどこかささくれだった「目つき」を切り取ろうと試みました。
本プロジェクトでは、言葉や文化の違いを超えて、アイデアやデザインを共有することができ、とても刺激的でした。
近い将来、さらなるコラボレーションの機会があることを楽しみにしています。
レイ @rei_il_
清水尋也が不敵な表情で「死にたい人をさがす」、佐藤二朗主演作のキャラビジュアル3点(コメントあり) https://t.co/exYdgWtOxd