1928年生まれのジョージアの映画監督
ジョージアとフランスの合作「金の糸」の主人公は、トビリシの旧市街で娘夫婦と暮らす作家・エレネ。家族はエレネの誕生日さえ忘れており、娘はアルツハイマーの症状が出始めた姑のミランダを家に迎え入れようとしていた。そんなとき、エレネのかつての恋人であるアルチルから数十年ぶりに電話が掛かってくる。
日本の伝統技術であり、器の欠けや割れを漆と金粉を使って修復する“金継ぎ”に着想を得た本作。タイトルには「未来を見るために過去を金で修復する」という意味が込められた。ゴゴベリゼは「日本人が数世紀も前に壊れた器を継ぎ合わせる金継ぎの技のように、金の糸で過去を継ぎ合わせるならば、過去は、そのもっとも痛ましいものでさえ、重荷になるだけでなく、財産にもなることでしょう」と述べている。
映画監督である
「金の糸」は東京・岩波ホールほか全国で順次公開。なお岩波ホールでは、2022年1月29日より「ジョージア映画祭2022 コーカサスからの風」が行われる。
ラナ・ゴゴベリゼの映画作品
リンク
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
“金継ぎ”に着想を得たジョージア・フランス合作「金の糸」公開決定(コメントあり)
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