阪本がオリジナル脚本を執筆し、自ら監督を務める「冬薔薇」は、ある港町を舞台とする物語。“ロクデナシ”という言葉が似合う渡口淳は専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってダラダラと生きていた。一方、埋め立て用の土砂を運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事が減り、後継者不足に頭を悩ませる淳の両親。そんな折、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。
伊藤は淳役で出演。彼は「スクリーンで芝居が出来ること、カメラの前に立てる事に感謝しかありません。観てくださる方々に何かしら受け取って頂けるような素敵な映画に必ずなります。どうか、劇場で見て頂きたいと思います」と思いをつづった。
また、伊藤に当て書きして脚本を作り上げた阪本は「伊藤健太郎に逢い、生まれてからこれまでのことを、SNS上の噂も含め、あれこれと執拗に訊いた」と明かし、「そして、こんな感想を持った。伊藤健太郎は、笑顔を絶やさない賑やかなやつだが、それはもしかしたら虚像かもしれず、実像は、心に捻れをかかえ、戸惑いのまま生きている青年だ、と。だから、その性質を、脚本に生かそうと想った。彼は怒るかもしれないが、いまはまだ辺境をうろつき、誰かを待っている途上だ」と述べている。
なおオールアップは11月30日で、完成は2022年春を予定。
阪本順治 コメント
脚本執筆以前、伊藤健太郎に逢い、生まれてからこれまでのことを、SNS上の噂も含め、あれこれと執拗に訊いた。云いにくいことも多々あったと想うが、彼は、なにも誤魔化さずに応えてくれた。そして、こんな感想を持った。伊藤健太郎は、笑顔を絶やさない賑やかなやつだが、それはもしかしたら虚像かもしれず、実像は、心に捻れをかかえ、戸惑いのまま生きている青年だ、と。だから、その性質を、脚本に生かそうと想った。彼は怒るかもしれないが、いまはまだ辺境をうろつき、誰かを待っている途上だ。
俳優とは、自身の中に他者の居場所をさがす仕事だ。不遜な云い方だが、そのお手伝いができるとしたら、光栄だと想った。それは、彼のことを気に入ったからだ。それ以外、なにもない。
彼はいま、撮影現場で、俳優としてだけでなく、余力あれば、スタッフとしても働いてくれている。
伊藤健太郎 コメント
阪本順治監督とは今作の本が出来上がる前に初めてお会いし、2時間くらい沢山の話をさせていただきました。
監督に話した事が本に反映されている部分もあり、読んでいる時点で喜怒哀楽いろんな感情が僕自身の中に巻き起こりました。
監督は、キャストに対してスタッフに対して作品に対して、本当に愛に溢れている方です。常に現場にいてカメラのすぐ横で僕達の芝居を見てくれていますし、いてくださるだけで本当に安心します。
スクリーンで芝居が出来ること、カメラの前に立てる事に感謝しかありません。
観てくださる方々に何かしら受け取って頂けるような素敵な映画に必ずなります。どうか、劇場で見て頂きたいと思います。よろしくお願いします。
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がっちゃん🐱簿記2級勉強中 @Gacchan_0789
@oka63186151 okaさん。
おはようございます(^_^)b
初リプ失礼します🙋♂️✨
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穏やかな日をお過ごしください🌺🌈
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