北村匠海が“バンドメンバーも含めて”GQアワード受賞を感謝、自分の勇者は「父」

「GQ MEN OF THE YEAR 2021」の授賞式が本日11月24日に東京・東京アメリカンクラブで開催され、北村匠海（DISH//）がフォトコールに登場した。

北村の主演映画「東京リベンジャーズ」は本年度実写映画の作品興行収入第1位を獲得。自身がボーカルを務めるDISH//も「第72回NHK紅白歌合戦」への初出場が決まるなど、目覚ましい活躍を見せた。

メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞を受賞した北村は「自分の出せるものを出し切って生きてきたので、こういう賞をいただくと、自分のがんばりがつないできた点が線になった感覚があります」と思いを語る。そして「表彰される子供ではなかったので、親にも『こんな息子になりましたよ』という気持ちです」と続けた。

また「2020年から目まぐるしく世の中が止まったり進んだりを繰り返している中で、僕らはエンタテインメントを止めてはいけないという思いで作品や音楽と向き合ってきました。それが2021年はより濃く役者として背負わせてもらう責任を感じましたし、DISH//のボーカルとしてステージに立つ、そして言葉を人に届ける責任……そういうものを背負うタイミングが多かったので」と真摯に述べ、「関わってきた人を代表してここに立たせてもらってる感覚です。バンドメンバーも含めて」と謙虚な気持ちをのぞかせる。

「GQ MEN OF THE YEAR 2021」のテーマは“勇者の年”。これまで出会ってきた“勇者”を尋ねられると、北村は「子役の頃から多くの作品に出させてもらって、みんながいろいろな世界の勇者でヒーローでした」と答える。そんな中でも、やはり親は特別だそう。「こんな場で親のことばかり話すのもあれですが……一番近くにいた“背中”は父でした。弟ともよく話すんですが『こういう家族になりたい』『こういう父になりたい』と。自分の仕事に置き換えたときも、包容力や、自分の口から出る言葉がそう（父のように）なっていったらいいなと思います」と語った。

フォトコールには有村架純、北大路欣也、志尊淳らも登壇。映画ナタリーではその模様もレポートする。なお授賞式は本日19時30分よりGQ JAPANの公式YouTube、Twitter、TikTokアカウントで生中継される。