ディズニー・アニメーション最新作「
本作は、それぞれが特別な個性を持つマドリガル家の中で、1人だけ“魔法のギフト(才能)”をもらえなかった少女ミラベルの活躍を描くオリジナルミュージカル作品。「ズートピア」のバイロン・ハワードとジャレッド・ブッシュが監督を務める。イベントにはミラベル役の
新人でありながら、オーディションで主人公ミラベル役に選ばれた斎藤は、役に決まったときの感想について「とにかく今までの生活からすべてが一変しました。家族も友達も『すごいね! 期待してるよ!』って。いろんな駅とか街中で(広告に)『あ、ミラベルがいる! しかも私の声だ!』と思って、やっと実感が湧いてます」と述べる。
またゆめっち、平野も本作でディズニー映画に初参加。ゆめっちは「オーディションに合格したときは『どっきり?』と思ってめちゃくちゃカメラ探したんですよ」と芸人らしい感想を語り、平野も「試写会も観たけどまだちょっと半信半疑。自分の声が流れても『私、この役やったよな……?』っていう他人のような感覚がまだあります(笑)」と、やや夢見心地な様子だった。
登場人物の多くが「ギフト」と呼ばれる魔法の力を持つ世界を舞台にした作品にちなみ、MCからは「自分がギフトをもらえるなら、どんなものが欲しいか」と質問が飛ぶ。斎藤は「ミラベルのいとこのドロレスという女の子は、とても耳がいいんです。私もその聴力のギフトがあれば、歌を覚えるのも早くなるのかな」と回答。ゆめっちは「昔から動物が好きすぎて、自転車で2時間かけて牧場に通ってたぐらいなので、アントニオっていう男の子が持っている、動物と会話ができるギフトはいいなと思う」と述べる。これには平野も「私も家に猫が2匹いて、いつもすごい語りかけられてるのにわかってあげられないのが残念なので」と、同じく動物の言葉を理解したい願望を明かしていた。
本作がミュージカルということで、話題はそれぞれが歌った楽曲に及ぶ。斎藤は「ラテン系という日本にはなじみのないリズム感の曲だったので、自分としてもチャレンジでした。早口の曲もたくさんありましたけど、全身で感じながら歌わせてもらったので、楽しさが伝わればいいな」と語る。また平野は、本作で音楽を担当する
するとここで、サプライズとしてミランダからのメッセージがVTRで流れる。ミランダは3人による楽曲を聴いたうえで、それぞれが難しい楽曲を歌ったことを称賛する。ミランダが「綾は大変だったと思う」「歌声! 最高だよ」と語るVTRを観終えた平野は「ちょっと今泣きそうです。本当にファンなので。名前を呼んでもらえた! しかも曲を聴いてくださって、感想もいただけて。夢が叶ったし、伝わった! まだ震えてます。本当にうれしいです、ありがとうございます!」と興奮の様子だった。
続いて斎藤が、本作のメイン楽曲「奇跡を夢みて」を歌唱。家族の中で1人だけギフトを持たないものの明るく振る舞っているミラベルが、「私だって魔法が欲しい」という気持ちを明かすこの楽曲を、見事に歌い上げた斎藤は「今でもひざが震えてます(笑)。何度も脳内でシミュレーションした日がやっときました」と安堵の表情を見せながら、「ミラベルの気持ちを表現して、お客様に届けられたらいいなと」と笑顔で語った。曲を聴いたゆめっちは「歌い始めから涙が出ちゃいました。言葉に命が吹き込まれてて、『実写版のミラベルだ!』と思いました。すごい。吸い込まれます」と称賛した。続いて平野も「一言目を発したときから場の空気を変えられる人ってなかなかいない。彼女はそれを持っていて、自分の気持ちを届けられる力があると思います。本当にすごいギフトを与えられたんだなって」と賛辞を送ったのち、作中さながらに「がんばったねー」と、優しい姉のような声を斎藤にかけていた。
続いて会場ではレーザーマッピングを使用し、作品のヒットを祈願する演出も。作中でも重要な意味を持つロウソクを台に置くことで、背景パネルにマドリガル家を縁取った形の光が現れると、平野は「いよいよだなって感じ。ついに公開だ、ってテンションが上がりました」と語った。最後には斎藤がファンへのメッセージとして「この映画の主人公はミラベルなんですけど、家族全員にスポットが当たっていて、どの角度から見ても共感できるような作品になっています。ぜひ何回も観て、いろんなキャラクターの作品の気持ちになっていただけたら」と作品をアピールした。
「ミラベルと魔法だらけの家」は11月26日より全国ロードショー。
※動画は現在非公開です。
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