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「土竜の唄 FINAL」は潜入捜査官“モグラ”に任命されたスケベで熱い男・菊川玲二を主人公にした「土竜の唄」シリーズ完結編。日本最凶のヤクザの組織に潜入した玲二が、最後の任務として、豪華客船を舞台に取引額6000億円に及ぶ麻薬密輸の阻止に挑む。MCは生田斗真の弟でフジテレビのアナウンサーとして知られる生田竜聖が務めた。
キャスト陣は初日を祝し、ゴールドをあしらった衣装で登壇。生田斗真の全身金色の派手なスーツはこの日のための特注だそう。サングラスもかけており「初日を迎えたにもかかわらず、お目めのトラブルに遭ってしまいまして。今日はこんな形で申し訳ないです」と断りつつ、客席に向かって「これで本当にマジでファイナルで最後だかんね。観逃してほしくないとんでもない映画ができました!」と呼びかける。全身ピンクで黒のドット柄の衣装に、グローブとブーツを金で固めた仲は「今日はおめでたいので、お赤飯みたいな感じで」とイメージを明かした。
1作目の製作期間も含めると、10年に及んだ同シリーズ。生田斗真は最終作の公開を迎えて「パート1を作ったとき、こんなシリーズものになるなんて夢にも思わなかった。そしてファイナルまで製作することができて、お客さんに観ていただけている。夢のようにうれしく思います」と喜びを語る。生田竜聖が「裸の兄を劇場で観て『このまま兄はどこへ向かってしまうのか?』という思いもありましたけど。こうしていろいろな人に愛されてファイナルを迎えていること、うれしく思います」と発言を重ねると、生田斗真は「私情が入りすぎてる!」と冗談交じりにツッコむ。実は生田竜聖もアナウンサー役として出演しており、生田斗真は「緊張してたね! 固かったー」とコメントし、三池も「セリフの1行目で噛んでました。NG出まくり」と笑った。
1作目から3作続けて監督、脚本としてタッグを組んだ三池と宮藤。玲二を演じきった生田の魅力を問われると、宮藤は「玲二はだまされてもだまされても向かっていく。そんな人はいない。生田くんじゃないとできないキャラクターだなと思います」と称賛する。三池は「役者としてはもちろん素晴らしいんですけど」と前置きながら「人間は人前だといろんなことを取り繕う。でも乳首だけは嘘をつけない。この8年間ずっときれいなまま。素晴らしい男だと思います」と生田のシリーズを通して変わらない乳首の魅力に触れた。生田は「え、乳首ですか?」と戸惑いつつ「次行きましょう」と先を急ぐ。
映画の初日舞台挨拶に登壇するのが中学2年生の頃から夢だったという滝沢。「夢が叶いました。お客さんも輝いていますし、(キャストがいる)右を見ると本当に素晴らしい光景で。私は今日、思っているよりうれしいです」と喜ぶ。鈴木は自身が演じた轟烈雄(レオ)の展開に触れながら「ただ食べられただけですので『死んだ』とは誰も言ってません。“FINAL2”では復活したいと思います」と意欲を見せた。
最後に生田斗真は「とにかく笑えて楽しい映画です。学校とか仕事とかバイトとか勉強とか、そういったさまざまなことをがんばれる1つの糧にしていただきたいと思っています。ぜひ映画館にバッチ来ーい! よろしくお願いします」と呼びかけて、イベントを締めくくる。退場する際には弟の竜聖をサムズアップでねぎらった。
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