レディー・ガガ演じる悪女が一族を追い込む「ハウス・オブ・グッチ」新映像

レディー・ガガ主演作「ハウス・オブ・グッチ」本ポスタービジュアルと、新映像がYouTubeで公開された。

「最後の決闘裁判」のリドリー・スコットが監督を務めた本作は、ファッションブランド・GUCCIを創業したグッチ一族を題材としたサスペンス。1995年に起きた、3代目社長マウリツィオ・グッチ暗殺事件を通して一族の光と影が描かれる。実行犯の黒幕として浮上した妻パトリツィア・レッジャーニをガガ、夫マウリツィオをアダム・ドライバーが演じ、マウリツィオの父ロドルフォ・グッチにジェレミー・アイアンズ、経営のトップに立つアルド・グッチにアル・パチーノ、その息子パオロにジャレッド・レト、パトリツィアが傾倒する占い師ピーナにサルマ・ハエックが扮する。

パトリツィアの視点で描かれる映像は、彼女がマウリツィオとともにアルドの邸宅を訪れる場面から始まる。彼女はグッチ家独特の風習に戸惑う反面、「彼らはすべてを持っている。富、スタイル、権力。殺してでも欲しいものを」と冷静に観察する。パトリツィアは発言力と地位を強めていくが、アルドに「グッチとは私の発言そのものだ。女の出る幕はない」と言い放たれてしまう場面も。しかし彼女の企みによりグッチ家は次第に崩壊。映像は、パトリツィアがグッチ家の人々へ「特に道徳心は高くないけど、私はフェアな人間よ。だから賛成、型破りな罰でもね」と悪びれずに語るシーンで幕を閉じている。

「ハウス・オブ・グッチ」は2022年1月14日に公開。