山崎豊子の小説をもとにした本作は、大阪・船場が舞台の物語。4代続く“女系筋”の老舗木綿問屋「矢島商店」の当主・矢島嘉蔵が亡くなり巻き起こる遺産相続争い、そして当主がひた隠しにしてきた愛人を交えた複雑な人間関係が描かれる。矢島家当主の愛人・浜田文乃を宮沢、遺産をめぐる争いの中心となる総領娘・矢島藤代を寺島が演じた。
役所は、総資産数十億円を遺してこの世を去る嘉蔵に扮する。嘉蔵が遺言状に文乃について書き記したことで、矢島家は壮絶なまでの遺産相続争いを繰り広げていくことになる。役所は「監督が時折出してくれる『大オッケー!』を励みに、今回も頑張りました」と撮影時の心境を述べ、宮沢との共演に関しては「本当に素晴らしい女優さんですから、同じ画面でお芝居ができることを楽しみにしていました」と語った。
「女系家族」はテレビ朝日系にて12月4日、5日に2夜連続で放送。
2夜連続ドラマスペシャル「女系家族」
テレビ朝日系24局 2021年12月4日(土)、5日(日)21:00~
役所広司 コメント
鶴橋康夫監督とは本当に久しぶりにご一緒したのですが、監督の「スタート!」「オッケー!」の声も、撮影の合間のジョークも相変わらずで(笑)、懐かしく撮影に臨みました。鶴橋組もスタッフはだいぶ若手に替わりましたが、雰囲気は変わらず…。監督が時折出してくれる「大オッケー!」を励みに、今回も頑張りました。
愛人役の宮沢りえさんとは、これまで同じ作品には出たことがあったのですが絡みはなかったんです。本当に素晴らしい女優さんですから、同じ画面でお芝居ができることを楽しみにしていました。今回は少ない時間でしたがいろいろお話することができました。
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