Netflixのアニメシリーズ「Arcane アーケイン」を鑑賞した
プレイヤー人口1億人超のオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の世界を描いた全9話の「Arcane」。現在1章にあたる1話から3話までが配信されており、4話から6話が11月13日、7話から9話が11月20日に追加される。吹替版キャストとして上坂すみれ、小林ゆう、花江夏樹らが参加した。
同じくNetflixで配信中の「ULTRAMAN」「攻殻機動隊 SAC_2045」を手がけている荒牧。過去に「リーグ・オブ・レジェンド」のプロモーションビデオの制作に携わったことがあり、「その頃から(ゲームの制作会社である)ライアットゲームズには注目していました。今回のアニメシリーズも楽しみにしていて、予告編は最近観た中で一番びっくりした映像です。筆のタッチを感じられるキャラクターや背景が3Dになっているのが、ルックとして魅力的で」と語る。
3話まで鑑賞した荒牧は「すごく新しい手法を使っているんですが、観ている人が違和感を持たないようにうまく作られていました。CGアニメに抵抗がある人も取っ付きやすいと思います」と称賛。さらに「優れたアニメーターたちが莫大な時間とお金を掛けて作っているのが伝わってきましたし、たくさんのコンセプトアーティストが関わっている印象もあって、少しジェラシーを感じました(笑)」と明かす。世界観については「レトロでありつつ、科学やファンタジーが融合されていて密度がある」と述べ、「一方で、遠い世界に住んでいる人たちの物語なのに、人間の普遍的な感情が描かれているので共感できました。4話以降も楽しみです」と中盤以降の展開に期待を膨らませた。
なお映画ナタリーでは後日、荒牧へのインタビュー記事を掲載する。関連する特集・インタビュー
かげとし @kagetosy
Netflixのアニメ「Arcane」を荒牧伸志が絶賛「人間の普遍的な感情が描かれている」 - 映画ナタリー https://t.co/uIA8arjft7