台湾映画「無聲(むせい) The Silent Forest」を鑑賞した
コー・チェンニエンの長編デビュー作となる本作は、台湾の聾学校で実際に起きた暴行・レイプ事件をもとにした物語。同級生の女子が複数の男子生徒から性暴力を受けている現場に遭遇した少年チャンが、事件解決のため奔走するさまが描かれる。リウ・ツーチュアンが聾学校に転校してきたばかりのチャンを演じ、チェン・イェンフェイ、
「ヤクザと家族 The Family」の監督・藤井は「声のない世界を、圧倒的な強度で描き切った意欲作。彼らの叫びが、スクリーンを突き破って観る人の心を鷲掴みにするだろう。台湾からまた一人、素晴らしい映画監督が誕生した」とコメント。「Red」の監督・三島は「『知る』という行為は恐怖のひとつだ。ある者は事実を知り、ある者はその行為を知る、ある者は痛みを知り、ある者は悦びを知ってしまう。われわれがこの映画で知ってしまった、人間に対する『嫌な気分』をどうしてくれよう。だが、この『嫌な気分』の奥にあるものを見つけられるのも、AIではなく動物でもなく、われわれ人間なのだと、この映画は信じさせてくれる」とつづった。
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藤井道人と三島有紀子「無聲」を称賛、「スクリーンを突き破って心を鷲掴みにする」(コメントあり / 動画あり) https://t.co/GMJ2xMN2xK