イーストウッド「クライ・マッチョ」に願い込める、監督デビュー50周年映像も公開

「クライ・マッチョ」より、監督・主演・製作を兼任したクリント・イーストウッドのコメントが到着した。

本作では、落ちぶれた元ロデオスターのマイクが、かつての雇い主から「別れた妻に引き取られた10代の息子ラフォをメキシコから連れ戻してほしい」と依頼され旅をするさまが描かれる。マイクをイーストウッドが演じ、ラフォにエドゥアルド・ミネットが扮した。

第34回東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれた本作。イーストウッドは「この映画を通して、私が信じる“本当の強さ”を感じてもらえるとうれしいです」と述べ、 「『クライ・マッチョ』はコロナ禍に撮影されたものです。 私は本作が映画業界に、勇気と強さをもたらす作品の1つになればと思っています」と願いを込めた。

またこのたびイーストウッドの監督デビュー50周年を記念する特別映像がYouTubeで公開。スティーヴン・スピルバーグ、メル・ギブソン、ヒラリー・スワンクらがイーストウッドをたたえる様子が収められた。

「クライ・マッチョ」は2022年1月14日より全国ロードショー。