「トロピカってます！」松本まりかが“憧れの的”なプリキュアたちを前に喜び爆発

「映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！」の完成披露舞台挨拶が本日10月16日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で開催。声のキャストを務めたファイルーズあい、日高里菜、花守ゆみり、石川由依、瀬戸麻沙美、松本まりかが登壇した。

新しい女王の誕生を祝うために雪の王国シャンティアを訪れたプリキュアたちが、謎の怪物によって王国に閉じ込められてしまう本作。劇中には「ハートキャッチプリキュア！」のキュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン、キュアムーンライトも登場する。松本はプリンセスのシャロン役でゲスト出演した。

ファイルーズは会場を見渡し、「お客さんに満席という形で座っていただけるのは『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』以来2年ぶりなんです。そんな素敵な場にキュアサマーとして立ててうれしいです」と感激した様子で挨拶。松本も「プリキュアたちを前にして、すごくドキドキワクワクしています。トロピカってます！」と笑顔を見せ、「オファーには驚きました」「プリキュアは子供たちの憧れの的。そのワクワクのまなざしの先に自分が入って大丈夫かなという気持ちもありましたが、こんなにありがたいオファーもありませんので、うれしく受けさせていただきました」と喜びを語った。

テレビシリーズでは南国をイメージした街を舞台にしている「トロピカル～ジュ！プリキュア」。雪の世界で展開する映画版について、ファイルーズは「一面白銀の世界に行ったときのギャップや、冬のファッションがものすごくかわいくて。この映画でしか見ることができない一面だなと思って楽しかったです」、日高は「ポジティブな部分はありつつ、どこか切ない気持ちにもなりました。でも心温まるシーンやセリフがあって、大切な人に会いたくなる作品です」と述べた。

「本当にいい子たちしかいない」と感想を口にしたのは瀬戸。「いろんな状況に立たされる中でも、まなつは優しい言葉選びをしていました。こういうときでも友達に優しい言葉をかけてあげられるんだ……と。周りの人に優しく接していきたいと思わされましたね」とキャラクターの深みに触れた。

本作の注目ポイントとされているのは、日高演じるローラと松本演じるシャロンの絆。日高はシャロンを「ローラにとって憧れのようなお姉さん的ポジション」と表現し、松本は「シャロンはちょっと謎めいたお姫様で、ローラも人魚の国の女王を目指しているという共通点があります。全然違う国の2人が心を通わせていくところにぐっときました」と映画ならではの交流に言及した。

最後に、見どころを尋ねられた登壇者たち。瀬戸が「ホワンというキャラクターが出てくるんですが、かわいいだけでなく、本当に役立つ形態模写ができるんです」と話したほか、石川が「いつもとは雰囲気が違う、みんなの服装や髪型です。最後に出てくる姿にも注目してほしいです」、花守が「雪の世界が題材ですが、あえてお花を見てもらえると！」とポイントを挙げていく。日高も「『ハトプリ』も『トロプリ』も仲間を大事にしていて、胸が熱くなるセリフが登場するのでお楽しみに」と続けた。

そしてファイルーズが「今作は目的に向かってがんばっていくローラを、みんなで応援するところが魅力。ローラの成長や、そっと背中を押すまなつの大人な一面を見ていただけたら」と作品をアピールし、イベントの幕を閉じた。

志水淳児が監督した「映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！」は10月23日より全国ロードショー。