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林と小松がW主演した本作では、極度の潔癖症により孤独に生きる青年・高坂賢吾と、寄生虫を愛する視線恐怖症の女子高生・佐薙ひじりの恋愛が描かれる。
心に痛みを抱えたキャラクターを演じた林と小松が、Twitterで寄せられた悩みに答えていった今回のイベント。「人前に立つと緊張して10分に1回は噛んでしまう」という教員志望の相談者に対し、小松は「私も緊張しいです。(撮影現場で)セリフが飛んでしまうこともあります。噛んじゃいますよ、人間ですもの」「こういう舞台挨拶でも素直に『緊張しています。よろしくお願いします』と前もって言って、ここぞ!というポイントだけ、しっかり話そうと決めています」と明かす。
続いて「同性の幼なじみに好意を抱いているが気持ちを伝えるか迷っている」という悩みも登場。林は「はっきりと答えられないですが……」と前置きしたうえで「じっくりとタイミングを見極めて、どうしても関係が崩れるのが悲しいのなら、まだ踏み出さなくていいと思います」とアドバイスを贈り、思いを伝える場合についても考えて「勇気を出したことで、必ず何か前に進むことはあると思います」と励ました。柿本は「この映画もそうですが、恋愛って人が得ることのできる一番のエネルギー、カンフル剤だと思います。恋するだけで昨日と今日が全然違ったり、空の色が違って見えたりする。その状況をまずは楽しんでください」と答える。
イベントの最後に柿本は、本作を「少数派が小さい声を上げながら、もがいて進んでいく映画」と表現。「言いづらい思いを抱えている人もたくさんいると思いますが、そういう人に寄り添える物語になってるので、何かを持って帰ってもらえるといいなと思います」と思いを伝える。
小松は「みんな生きていれば悩みは尽きないし、私も悩むことはあるし、でも、みんな違ってみんないいと思います」とコメント。林も「ただでさえしんどい世の中で、誰にでも自分の嫌いな部分、『変だな』と周りに思われてるんじゃないか?という部分があると思います。そこで自分を卑下したり悲観的に見たりせず、自分を許したり、たまにちょっと甘やかしてみたり、そういう時間をしっかりと持って、楽しく生きていってほしいです」と人々へエールを送った。
なおイベントには物語のキーポイントとなる寄生虫・フタゴムシのオーナメントが飾られたクリスマスツリー、“koimushiツリー”が登場。ツリーはグランドシネマサンシャインと東京・サンシャインシティで展示中だ。
三秋縋の同名小説を原案にした「恋する寄生虫」は、11月12日より全国でロードショー。
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林遣都が主演作イベントで恋愛相談に回答、小松菜奈は「みんな違ってみんないい」
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