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「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」は、銀河辺境のウィンダミア王国と新統合政府の紛争が鎮静したことを受け、戦術音楽ユニット“ワルキューレ”が停戦記念ライブを開くところから展開していく物語。イベントは「こんなサービス、めったにしないんだからな!」という、ボーグ・コンファールト役のKENNによる挨拶からスタートした。フレイア・ヴィオン役の鈴木はフレイアをイメージした赤い洋服で現れ、「リンゴが入ったアクセサリーを身に付けている」と衣装でキャラクター愛を表現する。
マクロス関係のイベントに関わるのは3年ぶりという美雲・ギンヌメール役の小清水は「時の流れを感じたのはJUNNAがお酒を飲める年齢になったとき」と、美雲役として歌を担当したJUNNAについてコメント。久々に美雲に向き合った感想を聞かれると「冒頭部分は、やっと平和になりつつある世界でいったんいろいろなことを終えたという気持ちがある。だから、美雲は少しだけ歳相応でもいいのかな?と思い、初めの一言だけはそれを意識しました」と語った。
劇中にはワルキューレに対抗する音楽ユニット“Yami_Q_ray(ヤミキューレ)”が登場するが、どういう歌合戦になるのかと尋ねられると、レイナ・プラウラーを演じた東山は「赤と白に分かれて……」と回答。「紅白歌合戦じゃないか!」とKENNがツッコむと、「すごいかっこいい歌合戦が観られることは間違いない!」と返した。
Yami_Q_rayの楽曲はとても難しいそうで、JUNNAは「人間が歌う歌じゃない」と苦労をにじませる。続いてカナメ・バッカニア役の安野は「オケだけ聴いていても精神が崩壊させられそう」、東山は「1音だけ間違えても不協和音」とコメント。マキナ・中島に声を当てた西田は「皆さんがんばってカラオケで歌ってください」と言いつつ、「ストーリー上で流れる曲と、サウンドトラックに収録されている曲では少しアレンジが異なるので、ぜひ劇場に足を運んで両方楽しんでほしい」とアピールした。
本作について安野は「シナリオがとても丁寧に作られているので、セリフとカナメが思っていることが自然で、とても演じやすかった」と述べ、東山は「初期のレイナは単独行動のイメージがあったが、今回精神面で成長しました。“誰かのために”など、仲間意識を感じるセリフが多かった」と振り返る。西田は「テレビ版ではなかった感情表現をしました。カナメをいじる場面があり、マキナもメンバーをからかったりするのか!と」とキャラクターの新たな一面を知ったと言い、さらに実写で西田自身の体の一部が登場することを明かした。
鈴木は「上映までお待たせしましたが、今の鈴木だからフレイアを演じられたと思っています。同時上映は『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』ですが、『マクロスF』 を知って、オーディション受けたんです。映画館で『劇場版マクロス F』を観に行ったことも印象に残っています」と述懐。そして「『マクロス』が今後も続くんだなと思うと、今ここに立っている時間はとても大切なものだと感じています。マクロスは面白いぞー!」と熱く語った。
河森正治が監督を務めた「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」と「劇場短編マクロスF ~時の迷宮~」は全国で公開中。
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ろせ氏 @rooo_seshi
「劇場版マクロスΔ」の楽曲にキャストが大苦戦、JUNNAは「人間が歌う歌じゃない」(写真12枚) https://t.co/nEv1qQjI7r