東映、東映ビデオによる新たな映画フォーマットオリジナル配信作品として制作された「雨に叫べば」。内田自ら脚本を手がけ、男尊女卑やパワハラがはびこる1980年代後半の映画制作現場の人間模様を描き出す。
松本が演じる主人公は、理想の映画を撮影するため、現場スタッフに揉まれながら困難にぶつかっていく新人監督・花子。アメリカ帰りのキザなプロデューサー・井上を
松本と内田は「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」に続くタッグとなる。松本は「私の役はかつての内田監督自身だそうで。それはそれはとても面白い役でした」とコメント。内田は「熱烈的であり、一方で多くの問題をはらんでた昭和時代。夢と笑いと怒りと悲しみが同居していた、80年代の撮影現場。夢の場所を駆け抜けた映画人たちを、松本さんはじめ、多くの素晴らしいキャストが演じてくれました」とアピールしている。
また本作が第58回台北金馬映画祭のビバ・シネマ!部門でワールドプレミア上映、第41回ハワイ国際映画祭のスポットライト・オン・ジャパン部門で北米プレミア上映されることも発表された。
松本まりか コメント
私の役はかつての内田監督自身だそうで。それはそれはとても面白い役でした。
とにかくイジメられる。こてんぱんにイジメられる。新人で、女監督で、演出が意味不明で、ファッションが気に食わないからと、いじめられていじめられて。映画作りに関わる全ての者たちのプライドがぶつかり合うこの昭和の撮影現場には男尊女卑、年功序列、コンプラ的にギリギリの怒号も飛び交います。監督の手にかかったこの昭和の現場は面白いほど再現され、たちまち活力、生命力、そして笑いに溢れた世界になるのです。舞台裏でどういう風に映画を撮っているのか、映画スタッフたちはどんな会話をして、どんないで立ちなのか、撮影現場の裏側を見られるワクワク感で、ついつい前のめりになって観てしまうと思います。特筆すべきはキャスト陣のお芝居です。正直、たまらないです。すぐにその意味がわかると思います。
2021年は初主演を内田組、そして今作と、2作連続で内田監督作品が続いていることに素敵な縁を感じずにはいられません。
内田英治 コメント
また作品作りが出来ました。そして題材は「昭和」の映画撮影所。熱烈的であり、一方で多くの問題をはらんでた昭和時代。夢と笑いと怒りと悲しみが同居していた、80年代の撮影現場。夢の場所を駆け抜けた映画人たちを、松本さんはじめ、多くの素晴らしいキャストが演じてくれました。ぜひ見ていただきたいです。
内田英治の映画作品
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“新人監督”松本まりか大奮闘、80年代後半の映画制作現場を内田英治が描く(コメントあり)
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