第34回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された「
本作は、黒沢清の「スパイの妻」、濱口竜介の「ハッピーアワー」に脚本で参加した
野原は「人を撮りたいということにおいては『ハッピーアワー』と共通する部分がありますが、異なる趣の作品になっていると思います。登場人物たちの感情に寄り添いながら観ていただければとてもありがたいです」とコメントしている。
野原位 コメント
共同脚本を務めた濱口竜介監督の「ハッピーアワー」では、スタッフとしても神戸で1年以上現場を体験し、演者とスタッフの信頼関係がどれほど映画内の世界に影響するかを痛感しました。ようやく自分の映画を撮れるとなったタイミングで迷わず彼らに参加オファーをしました。山と海、都市がコンパクトに共存する神戸の街も変わらず魅力的でした。
主演の川村りらさんはカメラを通して見ると、溢れ出る力強さがあり、発する声に誠実さを感じる俳優さんです。人を撮りたいということにおいては「ハッピーアワー」と共通する部分がありますが、異なる趣の作品になっていると思います。登場人物たちの感情に寄り添いながら観ていただければとてもありがたいです。
野原位の映画作品
リンク
映画ナタリー @eiga_natalie
「スパイの妻」「ハッピーアワー」の野原位が監督務めた「三度目の、正直」公開(動画あり)
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