森崎ウィンがロケ地で“町と仲良し”に、深川麻衣は初めてのラリーカーを回想

「僕と彼女とラリーと」の公開初日舞台挨拶が本日10月1日に東京・イオンシネマ板橋で行われ、キャストの森崎ウィンと深川麻衣が登壇した。

愛知・豊田と岐阜・恵那を舞台とする本作は、自動車競技“ラリー”を通して新たな目標にチャレンジする人々を描く物語。名メカニックだった亡き父との確執を乗り越えようとする主人公・北村大河を森崎が演じ、大河の幼なじみでシングルマザー・美帆に深川が扮した。

互いの印象について、深川は森崎に対し「仕事に対するストイックな姿勢を感じると同時に、撮影中にも自分の時間を作るなど、切り替えが上手い方。ストイックな猫みたい！」とコメント。一方の森崎は白いワンピースを着た深川を見て「動物でいうとウサギかな」と表現し、続けて「現場がピリッとすると、場を和ませるようなことを言ってくれました」と感謝を伝えた。

豊田で行われたロケを振り返った森崎は「毎日自分の車で撮影現場に入り、時間が空くと撮影地周辺をドライブしていました。景色を楽しみながら町とコミュニケーションを取って、肌感覚で町と仲良くなりました」と回想しつつ、「皆さん、僕が何を言っているのかわかりますか？（笑）」と会場へ問い掛けた。また深川も「私も撮影の合間に深呼吸をしたり、散歩をしたり、豊かな自然の中での撮影でリラックスすることができました」と語る。

2人は今作でラリーカーに初めて乗ったそう。森崎が「車内のメカな感じが運転欲をそそる。プロの方の運転は大興奮でした！」と話すと、AT免許を持つ深川は「ラリーカーはマニュアル操作で運転が難しかったので、一から教えていただきながらの撮影でした」と振り返った。

話題は作中のデートシーンにちなみ、地元のお薦めデートスポットへと移る。ミャンマー出身の森崎は「僕の場合、デートというよりも旅行になる」と笑いつつ、「お薦めは世界遺産にもなっているバガン遺跡。仏塔の遺跡と自然がたくさん残されていて、心が穏やかになる」とコメント。静岡・磐田出身の深川は、「ちょっと足をのばして、浜松の中田島砂丘で散歩をして、静岡にしかない『さわやか』というお店でげんこつハンバーグを食べたい！」とプランを挙げていた。

塚本連平が監督を務めた「僕と彼女とラリーと」は全国で公開中。