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本作は娘の派手婚や義父の葬式などで、老後に必要な資金を激減させてしまった主婦・後藤篤子の苦悩を描いたコメディ。天海が篤子を演じたほか、浪費家の姑・芳乃に草笛、娘のまゆみに新川、篤子の友人である神田サツキの父・大泉健三に毒蝮が扮している。
招き猫発祥の地とも言われる今戸神社。芳乃が夫婦で経営していた和菓子屋の守り神であった大きな招き猫にちなみ、ヒット祈願が行われた。天海は「自己主張の強い娘や強力なお義母さまという楽しい家族とがんばっている主婦を演じました。すごく素敵な方向へ話が進むHappy!な映画が完成しました!」とアピール。新川は「笑いの中でもウルっと来るハートフルな物語になっているので楽しんでいただきたいです」と続けた。
毒蝮は「私は敵のような役なのですが、この難しい時代にとても軽妙な、フランス映画の味もする大喜劇を撮られて、そこに参加できてとてもうれしい。天下の草笛さんに『ババア!』とセリフを言ったのは本当に気持ちよかった(笑)。このコロナ禍で一番効くワクチンがこの映画です!」と力説。10月の誕生日で88歳になる草笛は「元気に生きられていて、皆さんとお仕事ができて、今が最高に幸せ」と喜びを明かしつつ「ひどい顔でかき回しているような役。できれば観ていただきたくない私が出ています(笑)。最初は『私にはできません』と言おうと思ったら、監督に生まれて初めて『あなたは何もしないでもおかしいから』と言われて。私は女優としての考えを変えようと思いました。そういうふうに撮ってくださった監督に今では感謝しています。おかしくって、涙ぐましくて、楽しい何かを感じていただけたら」とお薦めする。
最後に、天海は「1年の延期を経てやっと皆さんにお届けできます。ちょっぴり泣いて、笑ってHappy!になって、皆様への励ましになったらいいなと思っています」と述べ、イベントを締めくくった。
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の
映画ナタリー @eiga_natalie
「老後の資金がありません!」天海祐希、草笛光子、新川優愛、毒蝮三太夫がヒット祈願
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