ダンサー・振付家であり、映画作家としても活動する
北海道知床半島に位置する斜里町を舞台とした本作。冬にはオホーツク海沿岸に流氷がやってくる知床半島だが、2020年の冬は雪が降らず、流氷もなかなか来ない。そんな少雪に見舞われた斜里町に、突如現れたのが“赤いやつ”。吉開がどくどくと波打つ血の塊のような空気と気配を身にまとう“赤いやつ”を演じた。
予告編は「私が斜里に来て初めて鹿肉を食べた日、目が冴えてしまって全然眠れなかった」という吉開の言葉でスタート。“赤いやつ”が子供と相撲を取る様子などが収められた。また場面写真には真っ赤に顔を塗られた子供や、燃え上がる炎、生の鹿肉が切り取られている。
写真家の石川直樹が初めて映画の撮影を担当した「Shari」は、10月23日より東京・ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほかで順次公開。
映画ナタリー @eiga_natalie
知床斜里に現れた“赤いやつ”が子供と相撲、吉開菜央の監督作「Shari」予告(写真12枚)
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