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「マスカレード・ホテル」の続編となる本作は、未解決殺人事件の犯人を探すため、刑事の新田浩介が再びホテル・コルテシア東京に潜入捜査するさまを描く物語。前作に引き続き木村が新田、長澤がホテルのコンシェルジュとなった山岸尚美を演じた。
封切りから7日目を迎えた本日、動員100万人と興行収入13.5億円を突破した本作。2021年に公開された邦画の実写映画では最速の数字となる。木村は「先ほど今日で100万人を突破したと伺って。まだ劇場のすべての座席に座れる状況ではないのにかかわらず、たくさんの方が観てくださっている。本当にうれしいです」と喜びを語った。ともに友人から鑑賞報告を受けたという木村と長澤。木村は意外な感想として「『中村アンちゃんって何者だったの?』という連絡がきまして。これは説明が(されてない)。そこはツメが甘かったかな……?」と吐露する。映画の冒頭で新田とともにアルゼンチンタンゴを踊るインストラクターとして印象的に出演した中村アン。劇中では役柄の説明もなく冒頭のみの登場のため、鈴木も「確かにそうですね。そこはもう1回考えます(笑)」と素直に告白した。
映画ではエキストラを含め約500人が出演した仮装パーティ“マスカレード・ナイト”のシーンが大きな見どころに。東京のロイヤルパークホテルを借りたロケセットで撮影が行われた同シーン。木村は「全員が仮面を付けた状態。目の部分は空いているから瞳は見えるんですよ。顔が隠れてるせいか、約500人の方がものすごく見てくるんです(笑)。なんか見られてるなーと思ってパッと振り返ると、下から上までずっと」と冗談交じりに述懐する。「あそこまでまじまじと見られることはないので。仮面の力はすごいなと思いました」と続けると、長澤は「皆さん、木村さんのことが見たかったんですよ。共感できる気がします」とエキストラに理解を示した。
イベントは全国108の映画館に生中継を実施。3人は事前に寄せられた全国の観客からの質問に答えた。タイトルにかけた「それが“ないと”落ち着かないものは?」という質問に、木村が考え込んでいると、長澤は「リップクリームですか?」と勝手に代弁。さらに「木村さん、リップクリームの塗り方がちょっと独特じゃないですか」と意外な事実を明かす。木村は「落ち着かないアイテムではない」と笑って否定するも、「でもあの塗り方じゃないと落ち着かないですよね」と長澤。木村はリップクリームを唇に挟んで上下を同時に塗るそうで「これだとすぐ終わるじゃないですか。割と面倒くさがり屋なんで(笑)」と塗り方へのこだわりを明かした。その後“ないと落ち着かないもの”としてマスクを挙げた2人。長澤は「木村さんにもらったマスクです。(角に)『マスカレード・ナイト』と書かれていて。私は家用で使ってます」と打ち明けた。
最後に木村は「今、誰もがいろんなストレスを抱えている状況。必ず一緒に乗り越えていきたいと思います。劇場でスクリーンと対峙してこの作品を味わっていただいている間は、そのストレスを忘れることができるんじゃないかと思っています。ぜひ楽しんでください」と述べ、イベントを締めくくった。
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