台湾映画「無聲」1月に公開、聾唖学校で起きた暴行・レイプ事件を描く

台湾映画「無聲（むせい） The Silent Forest」が2022年1月14日に公開される。

本作は、台湾で実際に起きた暴行・レイプ事件をもとにした物語。聾唖学校に転校した聴覚障害を持つ少年チャンは、学校の創立100周年パーティーで踊る少女ベイベイに特別な感情を抱く。しかし、彼はある日ベイベイがバスの車内で複数の男子生徒から性暴力を受けているところを目撃する。

台北映画祭のオープニング上映作品に選ばれ、2020年の東京フィルメックスでスクリーンにかけられた本作。監督はこれが長編デビュー作のコー・チェンニエンが務め、リウ・ツーチュアン、チェン・イェンフェイ、キム・ヒョンビン、リウ・グァンティンが出演した。

「無聲 The Silent Forest」は東京・シネマート新宿、アップリンク吉祥寺、大阪・シネマート心斎橋で上映。