ウィリアム・ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスが1975年に発表し、水俣病の存在を世界に知らしめた写真集「MINAMATA」をもとにした本作。心に傷を抱えたユージンがアイリーンとともに訪れた水俣で、人々の日常や抗議運動を写真に収めていく日々が描かれる。ユージンをデップ、アイリーンを美波が演じたほか、
演奏に使用する楽器の年代にまでこだわったという坂本は「ミナマタに悲劇をもたらしたことと同じことが、その後も世界中で起きていると思います。その意味でミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」と述懐。なお本雑誌LIFEの副編集長ミリーを演じた世界的メゾプラノ歌手、キャサリン・ジェンキンスも楽曲に参加している。
監督の
「MINAMATAーミナマター」は9月23日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。オリジナルサウンドトラックは9月22日にCDとデジタル配信でリリースされる。
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悲劇はその後も世界中で起きている、「MINAMATA」音楽担当の坂本龍一がコメント
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