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吉本の短編小説を映画化した本作では、恋人の死を受け入れることができない主人公さつきの物語が描かれる。小松がさつき、宮沢氷魚がさつきの恋人・等、佐藤が等の弟・柊、中原が柊の恋人・ゆみこを演じた。
さつきと等が「鈴」をきっかけにして出会い、恋に落ちていくことにかけて「忘れられない出会い」に話が及ぶと、小松は「友達の友達が地方に住んでいて古着屋をやっていると聞いて、偶然その土地に仕事で行くことがあったんです。そのときは相手の方の名前も場所も知らなかったんですが、ふらっと入った古着屋で出会った方がなんとその友達で、こんな素敵な引き合わせあるんだなと思ってすぐに友達に報告しました(笑)。そこで購入した服もとても印象的に残っています」と語る。
また、佐藤は「犬を飼っているんですが、実は犬アレルギーなんです(笑)。トイプードルとチワワのミックスですごく小さいんですが、一瞬で虜になってしまいましたね」、宮沢は「舞台で3度共演した俳優さんがいるんですが、その人がいるから今の自分がいると思います。初めて会った稽古場で若手メンバーだけでリハーサルしてたんですが、ダボダボの古着に真っ赤な靴下を履いて、サングラスをかけてオールバックという怪しい人だったんですよ。異様な空気感が漂っていて、仲良くなれるか不安だったんですが、稽古初日からすごく仲良くなったんです。人は見かけによらないなと改めて思いました」とそれぞれのエピソードを披露した。
イベントでは、本作の監督を務めた
会見も終了に近付き、ヨウは「マレーシアでは映画館が休館しているので、日本の映画館で上映されるのはとてもうれしいです」とコメント。最後に小松が「内面に秘めた感情や希望の光のようなキラキラしたまなざしを、監督に美しくはかなく撮ってもらいました。この映画は、そっと背中を押してくれる作品になっています。私たちが届けたいものが詰まっています」と述べ、イベントの幕を下ろした。
「ムーンライト・シャドウ」は9月10日に全国で公開。
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【イベントレポート】小松菜奈の“忘れられない出会い”とは?「ムーンライト・シャドウ」完成報告会見
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