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「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ受賞企画を映像化した本作。不倫が題材のマンガを描き始めた妻・佐和子を黒木、自身の不倫がバレたのではと追い詰められていく夫・俊夫を柄本が演じた。
黒木は「面白いストーリーで、登場人物全員が魅力的。脚本を読んでゾクっとしましたし、マンガパートと現実パートの行き来をどうやって映像化するのか気になりました」と述べ、柄本は「不倫している俊夫が100%悪いですが、彼の親しみある人間的なところに触れられたらいいと思いました。バカ正直なところを表現できれば、監督の思い描く俊夫像に近付けると思ったんです」と振り返った。
佐和子が通う自動車教習所の指導官・新谷役の金子は「ガチガチの佐和子さんを優しくリードする役柄です。でも撮影では逆で、ガチガチに緊張する僕を優しくほぐすような雰囲気を黒木さんが作ってくれました。黒木さんのことを『先生!』と呼びたいくらいです」と感謝。黒木が「緊張しているような雰囲気はなかった」と言うと、金子は「このコメントすら優しい!」とうれしそうな様子を見せた。
また黒木に「俊夫さんが右往左往してるところがチャーミングでかわいかった」と言われた柄本は「憎めないでしょ?」とニヤリ。続けて柄本は「この作品は“爽快快活健康的不倫ムービー”です。不倫を題材にして、ここまで気持ちのいい作品はあまりない。本来ならばドロドロ要素がたくさんあるはずなのに、そこを突き詰めず別の視点に振るのが面白い」とストーリーテリングの巧みさをたたえ、俊夫の不倫相手・千佳役の奈緒も「台本を読み終わったとき、『面白い!』と叫んだくらいです」とうなずく。それらの言葉を聞いた堀江は「ハラハラドキドキできるエンタメ作です。キャスト、スタッフのおかげで僕の想像を超える面白い作品になった」とアピールした。
「先生、私の隣に座っていただけませんか?」は9月10日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
黒木華が柄本佑演じる不倫夫に「かわいい」、金子大地は現場でガチガチに緊張
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