「金子文子と朴烈」監督がモノクロでつづる師弟の絆、ソル・ギョング主演作が公開

「金子文子と朴烈」のイ・ジュニク監督作「茲山魚譜-チャサンオボ-」が11月19日より公開される。

キリスト教が迫害されていた19世紀初頭の朝鮮時代を背景とした本作。韓国で有名な海洋生物学書「茲山魚譜（チャサンオボ）」に記された史実をもとに、熱心な教徒であり流刑になった天才学者チョン・ヤクチョンと、海の生物に詳しい若き漁夫チャンデの師弟関係がモノクロ映像でつづられる。第57回百想芸術大賞ではイ・ジュニクが本作で映画部門の大賞を受賞した。

実在した学者チョン・ヤクチョンを演じたのは「殺人者の記憶法」のソル・ギョング。共演には「太陽は動かない」のピョン・ヨハン、「エクストリーム・ジョブ」のリュ・スンリョン、「パラサイト 半地下の家族」のイ・ジョンウン、ドラマ「応答せよ1994」のミン・ドヒらが名を連ねる。

「茲山魚譜-チャサンオボ-」は東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。