ジェニファー・ハドソンが“ソウルの女王”アレサ・フランクリン演じた映画公開

ジェニファー・ハドソンが主演を務めた、歌手アレサ・フランクリンの伝記映画「リスペクト」が11月5日に公開決定。あわせてポスタービジュアルと特報も到着した。

「ドリームガールズ」でアカデミー賞助演女優賞に輝き、歌手としてもグラミー賞を受賞した経歴を持つハドソンがフランクリンを演じた本作。生前のフランクリン本人による指名でキャスティングが実現したという。

“ソウルの女王”と呼ばれたフランクリンは2018年8月16日に他界した。少女時代から抜群の歌唱力で天才と称され、ショービズ界の華として君臨。しかしその裏では尊敬する父、愛する夫の束縛や裏切りで極限まで追い詰められていた。劇中ではフランクリンが自分の力で生きていく覚悟を決め、“リスペクト”を取り戻していくさまが映し出される。共演にはフォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J.ブライジらが名を連ねた。

YouTubeで公開中の特報には、本作のタイトルでもある楽曲「リスペクト」をハドソンが熱唱する姿が収められている。

なお8月13日の全米公開に先駆け、米ロサンゼルスのリージェンシー・ヴィレッジ・シアターで本作のプレミアイベントが開催。ハドソンとウェイアンズのほかマーク・マロン、タイタス・バージェスらキャスト陣が勢ぞろいした。ドルチェ＆ガッバーナのドレスを着て登場したハドソンは「心から作り上げた作品です。ミス・フランクリンへの敬意を、可能な限り最高の形で表現できていることを祈ります」と語り、コロナ禍で約1年延期の末に公開される喜びを噛み締めた。

リーズル・トミーが監督を務めた「リスペクト」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。