CIA支援のもと、1973年9月にアウグスト・ピノチェトの指揮で発生したチリの軍事クーデター。世界で初めて自由選挙によって樹立したサルバドール・アジェンデの社会主義政権は倒され、左派を中心とした3000人を超える市民が虐殺された。グスマンは本作でアジェンデ時代の歴史と、クーデター後に新⾃由主義の実験の場と化してしまった祖国チリの現状を見つめ直そうとする。
予告にはピノチェト主導による独裁政治に反抗する⼈々の姿や、そびえるアンデスの山々が映し出された。
2019年の第72回カンヌ映画祭でゴールデンアイ賞を獲得した「夢のアンデス」は、10月9日より東京・岩波ホールほか全国で順次公開される。
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パトリシオ・グスマン監督「夢のアンデス」予告公開、独裁政治に反抗する人々映す
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