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1968年のオリジナル版、2005年のリメイク版に続いて製作された本作は、突如出現した“妖怪獣”によって危機に瀕した世界を舞台にしたファンタジーアクション。妖怪ハンターの血を継いだ小学生・渡辺ケイが世界の存亡を懸けた戦いに挑むさまを描く。寺田がケイを演じたほか、ケイを導く謎の妖怪剣士・狐面の女に杉咲、ケイの弟ダイに猪股が扮している。
大魔神は1966年に大映(現・KADOKAWA)が製作・公開した特撮時代劇3部作「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲」に登場する守護神。「妖怪大戦争 ガーディアンズ」では埼玉の将軍塚に眠る巨大な武神として、渡辺兄弟の手によって令和の時代によみがえる。イベントでは寺田と猪股が「令和の日本に、復活せよ、大魔神!!」とそろって声をかけると、背後のバルーンが膨らんでいき劇中の設定と同じ9.8mの大魔神が“復活”。過去の3部作の4.5mからおよそ2倍の大きさとなった大魔神を見て、寺田は「撮影のときは体の一部はCGだったので、間近で見ると迫力を感じます!」、杉咲は「こんなに大きいと思わず……かっこいいですね!」と大興奮の様子だった。
大魔神はもともと虐げられた庶民の願いに応えために現れる存在だが、三池は「この時代が、大魔神の存在そのものを呼び寄せたんだと思います」と述懐。そして「物語では妖怪たちがこれまでと変わりなく過ごすために、大魔神に助けてもらおうとするのですが、やっぱり今、人間にとって、もう一度大魔神の力をお借りするときが来ている。そういう運命なんだと思います。55年ぶりに映画のために復活させたと思われがちだけど、実は大魔神そのものの力が、我々の映画に現れたというのが正直なところですね」と明かす。また「大魔神への願い事」として、寺田は「この映画をたくさんの方に観ていただきたいという思いと……。欲張っていいですか? 皆さんのお体の無事を心から願っています!」と語った。
「妖怪大戦争 ガーディアンズ」は8月13日より全国ロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
大魔神、9.8mのバルーン現る!復活に三池崇史「この時代が呼び寄せた」
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