第3回「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」でグランプリと堤幸彦賞を受賞した本作は、沖縄・コザを舞台に1970年代と現代が交錯する“タイムスリップ・ロックンロール・エンタテインメント”。コザで暮らす主人公・翔太が、交通事故で亡くなったはずの祖父ハルに体を乗っ取られ、魂が1970年へとタイムスリップするさまが描かれる。桐谷は、翔太の魂が体に入った1970年代のハルを演じた。
ハルはかつてベトナム戦争に向かう米兵たちを熱狂させた伝説のロックンローラー。本作では1970年代に沖縄で活躍したハードロックバンド・紫のジョージ紫を筆頭とするメンバーが曲を提供し、劇中で登場するバンドのライブ音源を新たにレコーディングした。さらに当時のライバルバンド、コンディション・グリーンの楽曲も採用されている。
公開決定にあたり、桐谷と監督の平一紘よりコメントが到着。桐谷は「この映画は(基本的に)コメディー映画です。ファンタジーの要素や音楽、ばかばかしさも含んでいます。そしてその根っこには沖縄の人たちと、沖縄にいた人たちの強いエネルギーがあります。決して小難しい映画ではありません。だけど輝く何かがある。と信じています」とアピールした。
さらにポスタービジュアルも解禁に。ハル率いるバンドが表紙を飾る1970年代音楽雑誌風のサイケデリックなデザインのアートディレクションは、BOØWYらアーティストの撮影やレコードジャケット制作で知られる加藤正憲が担当した。さらに特報映像もYouTubeで公開されている。
桐谷健太 コメント
僕の大好きな沖縄。色んな想いや感情を抱えた沖縄。たくさんの知らなかった沖縄。この映画は(基本的に)コメディー映画です。ファンタジーの要素や音楽、ばかばかしさも含んでいます。そしてその根っこには沖縄の人たちと、沖縄にいた人たちの強いエネルギーがあります。決して小難しい映画ではありません。だけど輝く何かがある。と信じています。
追伸 この映画で沖縄の海が出てくる場面はワンシーンだけです。あしからず。
平一紘 コメント
1970年。本土に渡るにはパスポート、買い物はドル。ベトナム戦争特需の超好景気。金と音楽、そして様々な問題に溢れた沖縄を、コザで生まれ育った僕なりにコメディ映画にしました。本土復帰50周年となる年に公開されるこの映画に三線や青い海、優しいオバァは出てきません。ただ、この超ローテンションになってしまいそうな時代にインパクトを与える南の島からの観るエナジードリンク! そんな映画を作ったつもりです! ご期待ください!
映画ナタリー @eiga_natalie
沖縄・コザで1970年にタイムスリップ、桐谷健太主演のロック映画が2022年公開
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