本作は1960年代の撮影所を舞台にした青春の日々から、約50年後の現代まで時代を越えて映画の神様を信じ続けたゴウを主人公にした物語。原田マハの同名小説を原作に、
ゴウと淑子、そして野田洋次郎(RADWIMPS)演じるテラシンの三角関係が軸となる過去パート。映像には淑子が受け取ったラブレターをめぐり、ゴウと淑子が噛み合わないまま奥ゆかしい会話を繰り広げるシーンが収録された。淑子は自分の秘めた恋心に気付かないゴウに対し「バカ、鈍感」と言い放つ。
「帝一の國」「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」に続く3回目の共演となった菅田と永野。菅田は「永野さんは誰よりも集中力があるから、お芝居をするときに楽しいんですよね。(教師と生徒役だった)前回は立場がはっきりしていたんですが、今回は対等にやれた感じが楽しかったです」と振り返る。また永野も「すごく心強くて、お互いフラットで、お話するときはするし、しないときはしない。そういう関係性がゴウちゃんと淑子と似ている感じがあってすごく居心地もよかったですし、お芝居もやりやすかったです。菅田さんでよかったなと改めて思いました」と明かした。
「キネマの神様」は8月6日より全国ロードショー。
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