本作は、自分の居場所を見つけられない少女・知世子と映画好きで風変わりな先輩・正宗が、自主映画を撮るために旅へ出るさまを描く青春物語。森川が知世子、菅田が正宗に扮し、
2015年に公開され、物語の設定の年である2021年に再びスクリーンにかけられることになった本作。森川は「今を生きている人達がこの作品見て何を思うのか、とても気になります」と、同作の原作小説を手がけた大島真寿美は「時が経てば経つほど、いくつものシーンがうつくしく立ち上がってくる。これぞ、映画の力だな、と思います」とコメントしている。YouTubeでは予告編が公開中だ。
なおこの企画では風間の監督作「
森川葵 コメント
あの頃、確かにちよことして色んな想いを抱えて必死に毎日を生きていました。自分のことでいっぱいだったあの頃と比べ少し周りを見ることができるようになった今、この作品を撮っていた時には想像もつかなかった今を生きている人達がこの作品見て何を思うのか、とても気になります。
大島真寿美 コメント
生き抜くために不機嫌にならざるを得なかった「
渋川清彦(「火星のカノン」「せかいのおわり」「チョコリエッタ」出演)コメント
「今もまだ何もわかっていないが、もっと何もわからなかった20年前、映画を通して何かのヒントみたいのを教えてくれたのが風間さんだ。20数年、役者というものを続けてこれて、過ぎ去る現場もあれば忘れられない現場もある。風間さんの現場は決して忘れられない。過去の作品がデジタルリマスターというもので鮮明に観れるのは楽しみだし、個人的には歯がゆい感じもする。が、俺は今の風間さんの作品が観たいし、今の風間さんの現場にいたい。風間さん、そろそろじゃないですか?」
小日向文世(「火星のカノン」「せかいのおわり」出演)コメント
2001年撮影の「
クノ真季子(「火星のカノン」「せかいのおわり」出演)コメント
気合いという言葉は似合わないけれどspiritの塊だったりする。
繭玉に包まれているような現場の中でずっと撮影中でいいのに…と思わせてくれる貴重な監督です。
中村麻美(「火星のカノン」「せかいのおわり」出演)コメント
長塚圭史(「せかいのおわり」出演)コメント
もう三十路にかかろうかという頃なのに、どこか青春の思い出の中にあるような映画です。悩んだり笑い転げたり。ひょっとするとそれぞれ役の青春を味わえていたのかもしれません。何が起きるわけでもないけど「
田辺誠一(「せかいのおわり」「冬の河童」出演)コメント
占星術の解釈では、200年続いた物質の時代が2020年暮れに終わり、風の時代に入ったそうです。自由で、場所にとらわれず、価値観を固定せず、物質に固執することのない新しい価値観。風の時代。風間監督はその風を生み出し、これからも観客や演者やスタッフに対して、そして映画そのものに対して、深い愛情を持って映画を作り続けるのだと思います。
矢崎仁司(映画監督)コメント
私が初めて監督の性別を意識したのは風間志織の映画だ。女性の不敵な発想、繊細なこだわりが画に宿る。風間監督は悩み「これでなきゃダメ」を探し尽して映画を作る。
だから私は風間志織にあこがれ、嫉妬し、風間志織になりたいと思い続けている。
風間志織の映画作品
リンク
映画ナタリー @eiga_natalie
森川葵×菅田将暉の青春ストーリー、風間志織監督作「チョコリエッタ」リバイバル上映(動画あり / コメントあり)
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