本作の主人公はかつて「ネイチャリング・シリーズ」という冒険番組でスターになった写真家の立花浩樹。バブル崩壊ですべてを失ってから15年、事務所の社長に背負わされた借金を返すためだけに生きてきた40代の彼は、夢も恋も何もかもあきらめた日々を過ごしていたある日、母親の友人から写真を撮ってほしいと頼まれる。そのことがきっかけでカメラを構える喜びを思い出しもう一度やり直そうと上京する立花。同じように人生に敗れた者たちとシェアハウスで暮らす中、心より欲しているものは何かを見つめ直そうとする。
玉山が立花を演じ、彼が住むシェアハウスの先輩住人で美容部員として働いていたもののリストラされてしまった瀬戸寛子に深川が扮する。監督と脚本を担当するのは「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の
玉山は「今、こういう社会だからこそ、セカンドチャンス、人生の敗者復活戦があっても良いと思います。観ていただいた方々から『少し肩の荷がおりた』と言っていただけるような作品になればと思います」と述べ、深川は「この物語は、過去を見て見ぬふりをしたり、無かったことにして前に進むのではなく、本当の意味で今までの自分を受け入れて、人生を歩んでいく勇気をそっと分けてくれるような、そんなあたたかいお話です。皆さまの人生にそっと寄り添えるような映画になりますように」と願いを込めた。
「今はちょっと、ついてないだけ」は千葉・茂原市、長野・千曲市、愛知・幸田町、長崎・島原市の製作協力により、今年9月に撮影がスタート。本作の支援を募るクラウドファンディングが8月31日までMotionGalleryにて実施される。
玉山鉄二 コメント
「やれば出来る」、「努力すれば必ず夢はかなう」大人たちに教わったこの言葉で、苦しんだ人達は少なからずいると思います。なぜ「今はちょっと、ついてないだけ」と言ってくれなかったのかと。人生に惰性や楽観を生み出せる事も人間の強さ。今、こういう社会だからこそ、セカンドチャンス、人生の敗者復活戦があっても良いと思います。観ていただいた方々から「少し肩の荷がおりた」と言っていただけるような作品になればと思います。
深川麻衣 コメント
生きていると、誰しも日々いろいろな出来事に直面すると思います。楽しいことばかりではなく、思わず後ろ向きになってしまうことや、もしもあの時に戻れたら…。という後悔を持つことも。この物語は、過去を見て見ぬふりをしたり、無かったことにして前に進むのではなく、本当の意味で今までの自分を受け入れて、人生を歩んでいく勇気をそっと分けてくれるような、そんなあたたかいお話です。皆さまの人生にそっと寄り添えるような映画になりますように。
映画ナタリー @eiga_natalie
玉山鉄二と深川麻衣が「今はちょっと、ついてないだけ」で共演、公開は2022年春(コメントあり)
https://t.co/hoWec51ntA
#玉山鉄二 #深川麻衣 #今はちょっとついてないだけ https://t.co/8g9coIT33V