「メアリと魔女の花」のスタジオポノックによる、オリンピズムをテーマにした短編アニメ映画「Tomorrow's Leaves」が上映・配信される。
アヌシー国際アニメーション映画祭2021にて、オープニングセレモニー上映作品としてワールドプレミアが行われた本作。オリンピズムの精神にもとづく芸術記念作品として、オリンピック文化遺産財団とスタジオポノックによって共同制作された。地球上のどこかの島を舞台に、生まれ育った場所や言語も異なる子供たちが、それぞれの“あしたの葉”を手に駆け抜けるさまが、手描きアニメーションによって描かれる。
監督を務めたのは、高畑勲の「火垂るの墓」「かぐや姫の物語」に参加し、スタジオポノックの短編「サムライエッグ」を手がけた
8分27秒の「Tomorrow's Leaves」は、7月23日から29日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて期間限定上映。公式サイトで7月23日の19時から世界配信される。なお本作はスイス・オリンピック博物館に永年収蔵されることが決定しており、今後の夏季・冬季オリンピックの開催国や地域で、恒久的な上映が行われていく予定。
西村義明(プロデューサー)コメント
こどもたちの「明日」に思いを馳せながら、ポノックのクリエイターが一本の短い映画を作りました。各国での上映は極めて困難となってしまいましたが、インターネットによって、日本だけでなく、世界のこどもたちに映画を届けられる時代に感謝します。8分27秒。何か大切なものを感じてくれたら嬉しいです。
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スタジオポノックが“オリンピズム”描く短編アニメ、限定上映&世界配信(コメントあり)
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