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“スーサイド・スクワッド”は、死刑や終身刑となったDCコミックスのヴィラン(悪役)たちで結成された極秘部隊。「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は2016年に製作された「スーサイド・スクワッド」の続編ではなく、新たなキャラクターを加え再構築した完全新作となる。
本作ではハーレイ・クイン、ブラッドスポートなど史上最悪の刑務所にとらわれていたヴィランたちが、政府の要請で半ば強引に部隊を組まされ、減刑と引き換えに極秘ミッションに挑む。ガンが監督した「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も、スター・ロードことピーター・クイルが刑務所で出会ったはみ出し者たちと銀河を救うため徒党を組む話だった。
プロデューサーのピーター・サフランは「『ザ・スーサイド・スクワッド』は異なるアウトサイダーたちをグループとして集め、ある任務に就かせる物語。正直に言って、ジェームズ・ガンよりふさわしい監督がほかにいるとは思えません。観客になじみがないキャラクターに背景やハートを与え、素晴らしいストーリーを紡ぐことができる代表的な存在です」とオファーの理由を明かす。
完成した「ザ・スーサイド・スクワッド」について、サフランは「すべてにおいて新しい作品です。1作目の続編でもなく、リブート作品でもない。原作コミックをもとにジェームズが新たな視点で描いた作品なのです」 とコメント。新たな“スーサイド・スクワッド”の企画をゼロからスタートさせることは、ガンの強い希望だったと言う。そして「ジェームズにとって、白紙の状態から作り上げることがとても大切でした。彼からは『僕の手で一からこの映画を作り上げさせてほしい』と念も押されました」と振り返った。
またガンはオファーを引き受けたときのことを「ワーナーのDC作品に2つの候補があって、その1つが『ザ・スーサイド・スクワッド』 でした。僕は自分のやり方でスクワッドのストーリーを語れることにとても惹かれました。長い間『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を手がけていたけど、しばらく同じ作品に携わるとマンネリに陥ってしまう。だからまったく新たな作品を手がけるのは、クリエイティブでとても楽しいことでした」と回想。「当初から僕がやりたかった撮影もほとんど実現できています。この映画は僕がこれまで作ったどの作品よりもエッジーな映画になっていますよ」と出来栄えに自信をのぞかせた。
「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は8月13日より全国ロードショー。
※「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」はR15+指定作品
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