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和久井健によるマンガを「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」の英勉が映像化した本作。線路へ転落して高校時代へタイムリープした主人公・花垣武道(ハナガキタケミチ)が、人生で唯一の恋人・ヒナタを救うため関東最凶の組織“東京卍曾(トーマン)”に挑むさまが描かれる。
舞台挨拶では、キャストたちが“エモいシーン”についてトークを繰り広げた。ヒナタ役の今田が「タケミチの傷を治しながら『だったらがんばって10年後も私と一緒にいて』と言うシーンはグっときた」と話すと、タケミチ役の北村は「幸せでした。とても」としみじみ回想。東京卍會副総長・ドラケン役の山田が、吉沢演じる東京卍會総長・マイキーの「心配かけさせやがって」というセリフを絶賛すると、北村も「間近で見ていた役者として、すごいなと思った」と同意する。当の吉沢は「ヤバいっすよね」と自画自賛しつつ「それまでの強がっているマイキーから、ケンチンが助かったと聞いて素に戻るマイキーのギャップは意識しました」と話した。
同じ話題で吉沢は、喧嘩のあとにドラケンがマイキーの学ランを拾うシーンに触れ「打ち合わせも一切なく自然とああなったんです。2人の関係性がめちゃくちゃ出て、個人的に撮っていてエモくなっていました」と告白。それを受け山田は「なんか……吉沢亮がエモく感じてくれてたんだってわかって、めちゃくちゃ今エモくなってます」と感激する。そのまま2人は「エモかったよ」「ありがとう」と言葉を交わした。
また北村は、印象深いセリフを聞かれるとマイキーの「日和ってるやついる?」を挙げ「タケミチがボコボコにされる=マイキーとドラケンの登場の伏線なんです。2人の姿は本当にマンガから出てきたようで憧れがありました」と説明。同セリフはSNS上で流行しているそうで、吉沢は「流行ってるらしいですね。調べたら『あそこめちゃくちゃ笑った』みたいな感想があって……笑うシーンじゃないから、超熱くなるエモエモシーンなのに(笑)」と不服気味に笑う。北村はそれに「変なバズり方しちゃったなと(笑)」と続けた。
そのほか舞台挨拶では、3日で撮影が終わったという間宮が「僕と尋也に関しては、この映画に出ていること自体がエモいのではないかと。だいたい伏線って回収されるじゃないですか。僕らまだ伏線だけなんですよね、続編がないことには! 種を撒きっぱなしの状態なので、それが育っていくように願いたい」と続編への期待を明かす。またタケミチの親友・アッくん役の磯村は、天敵・キヨマサ役の鈴木と「今日から俺は!」シリーズで共演していることから「ノブとは違う作品で相棒役だったので、今回敵対する役として最初にぶつかるシーンでは不思議な感じだった」と振り返った。
最後に北村は、撮影延期や公開延期を経て封切られた本作について「今必要なメッセージが詰まっている作品。皆さんも僕らも、すごく悶々とした世の中で同じスタートラインにいると思います。僕らがエンタテインメントを届けて皆さんの背中を押したいし、この作品が皆さんの勇気になればいいな」と話し、イベントを締めくくった。
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