渡辺真起子とユーロスペース支配人が対談、宣言下の本音やミニシアターへの思い語る

1

80

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 19 42
  • 19 シェア

俳優の渡辺真起子と東京・ユーロスペースの支配人である北條誠人が7月8日に対談を実施。映画好きのためのオンラインコミュニティ・ミニシアタークラブで動画が公開されている。

左から北條誠人、渡辺真起子。

左から北條誠人、渡辺真起子。

大きなサイズで見る(全5件)

ミニシアターパークのオリジナルTシャツ(税込3300円)

ミニシアターパークのオリジナルTシャツ(税込3300円)[拡大]

ミニシアターパークのオリジナルグッズ。マスクケースとマスク。

ミニシアターパークのオリジナルグッズ。マスクケースとマスク。[拡大]

2020年コロナ禍においてSAVE the CINEMAやミニシアター・エイド基金の活動が立ち上がる中、渡辺は井浦新や斎藤工とともにミニシアターを支援するプラットフォーム・ミニシアターパークを設立。現在ミニシアターパークは希望を受けた映画館にオリジナルTシャツを卸し、その売上収益で映画館を支援する活動を行っている。

東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されたことを受け、北條は「またかという気持ちです。いつも本当に突然なので対応が非常に難しいです……。準備ができない。7月10日から篠田正浩監督の『夜叉ヶ池(4Kデジタルリマスター版)』の上映が始まるんです。舞台挨拶で篠田正浩監督、坂東玉三郎さんが舞台挨拶でいらっしゃって、その司会をするんですが、そちらで頭がいっぱい。そういう毎日の運営とジャッジがある中で大変です」と吐露した。

左から北條誠人、渡辺真起子。

左から北條誠人、渡辺真起子。[拡大]

渡辺はユーロスペースで舞台挨拶を行うことが多く、最初に登壇した作品は1999年公開「M/OTHER」にさかのぼるという。「カンヌ国際映画祭にも初めて参加できる機会をいただいて、帰国後は自分を保つためにお弁当屋さんのアルバイトを始めました(笑)。映画祭と日常生活の落差もあってそれを解消するために」と渡辺が振り返ると、北條も「初めて参加したときは、ギラギラとした大勢の人たちに圧倒されてクラクラしました(笑)」と同意する。また渡辺は「子供の頃から自分の居場所を見つけられずに生きてきたんですが、映画館で映画を観るという“体験”が自分にマッチすると気付き、世界や社会を知ったり考えたりする“居場所”を映画館に見つけました。今でも自分の居場所だと思ってます。それと同時に俳優としての私自身を見つけてもらえる大切な場所です」とミニシアター、映画館への思いを口にした。

対談の模様はミニシアタークラブに入会後、視聴可能だ。

この記事の画像(全5件)

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

渡辺真起子とユーロスペース支配人が対談、宣言下の本音やミニシアターへの思い語る(コメントあり)
https://t.co/kikkScT82n

#ミニシアターパーク https://t.co/Bm5eOArIJN

コメントを読む(1件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 渡辺真起子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。