不慮の事故で命を落として幽霊になった青年、残された母、数年前に他界し同じく幽霊になっていた父が過ごす3日間を描く本作。実家のサーフショップで働く青年・健一を
津田は健一の父・拓郎、冨手は健一の旧友・石川に扮するほか、木ノ本が彩子に淡い思いを寄せる青年・高橋役、五歩一が近所の幽霊・田中役で出演する。冨手は「出演者としても、ひとりの人間としても、“ただただ流されるように生きて、生きてるのに死んでるみたいな人たち”にこの作品をぶつけたいと思います」とつづった。そのほかのキャストコメントは下部に記載している。
このたびYouTubeで公開された特報は海辺のシーンからスタート。健一の足が透けている場面や、健一と彩子がともにたばこを吸う様子が収められている。
なお、アプリ「FiNANCiE / フィナンシェ-クラウドファンディング2.0」では、本作の支援プロジェクトが進行中。追加のクラウドファンディングも7月中旬から実施予定だ。
「人」は全国で順次ロードショー。
津田寛治 コメント
夏の海は賑やかで楽しいイメージがありますが、その反面シーズンオフは、静かに寄せては引いていく波にせつなさを感じたりします。
そんな寂しげな九十九里浜を舞台に、
是非ご覧ください。
冨手麻妙 コメント
生きているうちに誰も絶対に経験もできず見ることもできないであろう死後の世界。主人公が死後の世界の人間であるこの映画を通して、生きてるって何だろう?と改めてゆっくり考え直す機会になりました。
出演者としても、ひとりの人間としても、“ただただ流されるように生きて、生きてるのに死んでるみたいな人たち”にこの作品をぶつけたいと思います。
木ノ本嶺浩 コメント
撮影に入る前、山口監督とお話させていただいた際「人に寄り添う映画にしたい」とおっしゃっていました。
その言葉に感銘を受け、残された人は何を思い生きているのか、自分の経験と照らし撮影に臨みました。
人との死別。その時しっかりと悼むことができ、心残りは無かったか。様々な思いを背負って人は生きています。
ただ悲しむだけでなく死は生を考えるきっかけだと考えています。この映画を通じ生を感じていただけたら幸いです。
五歩一豊 コメント
今回、田中義男(老人の幽霊)役で参加させていただきました。
映画は幽霊の息子と父、幽霊が見える母という一家族の物語で摩訶不思議な会話が繰り広げられます。
そして当の親子にしかわからない相手を思いやる機微や仕草には大変感動致します。
上演がとても楽しみです。
山口龍大朗 コメント
この映画は、タイトルの通り人に寄り添う作品になれたらと思っています。この作品の制作のきっかけは友人との死別でした。とても悲しい出来事ではありましたが、そこで感じた事をもとに別れに対して前向きに、夢や希望を持てるような作品が作れないかと考え、敦賀さんと二人で脚本を作り上げました。
映画「人」を彩る残りのメンバーが発表になり、特報と合わせて映画の世界観が少しづつ皆さまに発表できていける事が嬉しく思います。キャスト、スタッフと全身全霊で挑んだ今作を楽しみにお待ち下さい。見たら必ず、大切な人に会いたくなると思います。「家族とは何か 生きるとは何かを問いかける」少し奇妙だけど人に寄り添う心温まるファンダジー作品になっています。応援よろしくお願いします。
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