「17歳の瞳に映る世界」で第70回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員グランプリ)を獲得した
本作は思春期の性、そして青春の刹那を捉えた物語。舞台は夏の日差しが降り注ぐブルックリン郊外だ。あどけなさが残る14歳のライラは、経験豊富な親友キアラとそのボーイフレンド・パトリックとビーチへ遊びに行く。そこへ通りかかった地元の大学生サミーに心奪われてしまうライラ。“誰とでも寝る男”サミーになんとか近付こうと嘘を重ねるうちに、思いもしなかった状況に陥ることになる。
キャストには
エリザ・ヒットマン コメント
本作で描きたかったのは、子供時代のアウトテイクです。そこにあるのは、孤独な瞬間、根拠のない自信の高まり、ささやかだけれど屈辱的な出来事といった、私たちの記憶の中に埋もれてしまいがちなものばかりです。私は、映画において「青春」のテーマが「幻滅のプロセス」として描かれることに常に魅了されてきました。この映画を観た人は、登場人物の行動に不快感を覚えるでしょう。しかし、その不快感こそ私たちが経験してきたことの真実です。この映画が、観客の心の奥底にある何かとつながることができれば嬉しいです。
ジョーンズ卿 @SirJonesIII
思春期の性捉えた「愛のように感じた」8月公開、14歳少女と大学生がビーチで出会う(コメントあり) https://t.co/hnsb1IdXxF
「その不快感こそ私たちが経験してきたことの真実です」
不快感を覚えることをあえて描くのも表現の一つの在り方だしね。