マーベル・スタジオ最新作「
「ブラック・ウィドウ」は、アベンジャーズのメンバーである“ブラック・ウィドウ”ことナターシャ・ロマノフの過去と秘密を描く物語。ナターシャ役の
「アベンジャーズ/エンドゲーム」の劇場公開から2年、コロナ禍での延期を経て公開が決まった本作。ナターシャに声を当てた米倉は「私も首を長くして待っておりました」「去年の3月くらいに吹替は終わっていましたから、早く皆さんに観ていただきたいという思いです」とコメントする。2012年の「アベンジャーズ」からナターシャ役声優を務めてきた米倉は「今回はブラック・ウィドウの集大成ということで、私も心をぐっと引き締めて挑みました」と思い入れを明かした。
エレーナの吹替を担当した田村は、役について「ナターシャと同じようにレッドルームというところで非情なトレーニングを受けて暗殺者になった女性です。ナターシャと違うのは、お姉ちゃんがいる分ちょっと子供っぽいというか、感情が豊かな子だと思う。ナターシャに獣のように挑んでいくシーンがありましたし、心情を素直に吐露している場面もある」と説明。米倉に「エレーナの、ナターシャをバカにした話し方もすっごく面白くて(笑)。あれで私、やる気満々になっちゃった! すごくコミカルでさすがでした」と言われると、田村は「エレーナはクールなナターシャに、もっともっと相手にしてほしいのかなと思いました。かっこいい“ヒーロー着地”をからかったり、面白いシーンがけっこうありました」と笑った。
イベントの後半には、ヨハンソンとピューからのサプライズビデオレターが上映された。ピューの「私たちも日本に駆け付けたかったけど、心は皆さんとともにいます」という言葉に続き、ヨハンソンが「涼子、ロスでの『アベンジャーズ』初上映以来、ブラック・ウィドウを9年間も応援してくれてありがとう。またお会いしましょう!」と呼びかける映像に、米倉は「感動で、立てません!」とリアクションした。
さらに米倉は、涙を拭いながら「たくさんのインタビューを受けないといけないこの2人の忙しさもわかります。そんな中このメッセージをくれたってことが感動ですね……」と感謝を述べる。そして、かつてヨハンソンと対面した際の思い出を「当時、疲れて廊下に座り込んでいるヨハンソンを見て、フランクな子だなあって思ったり(笑)。またお会いしたときは『久しぶり!』って覚えていてくださったりとか、懐かしいですね。ロサンゼルスに行きたい!」と語った。また米倉が、アベンジャーズキャストについて「アベンジャーズは家族、と劇中で描かれていますが、彼ら自身が本当に仲が良く、家族のように見受けられますね」と話す場面もあった。
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