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本作は、はやみねかおるの小説を映画化した謎解き青春アドベンチャー。一見平凡だが類いまれなサバイバル能力を持つ中学生・内藤内人を城、頭脳明晰な大財閥の御曹司・竜王創也を酒井が演じた。
本作で映画初主演を果たした城は「すごく緊張しています」とはにかみながら挨拶し、現場の様子を「明るい現場にできるように、(酒井と)2人でギャグを言ったりしました」と述懐。演技初挑戦となった酒井は「初めての映画と演技で何もわからない状態だったんですけど、みんなと2カ月間一緒にいて、桧吏も温かい言葉を掛けてくれました。最初の共演が桧吏でよかったなと思います」と城に感謝の気持ちを伝えた。
イベントでは、メイキングVTRが流れる場面も。懐かしそうに映像を観ていた城が「大地と2人でクランクアップ前に泣いちゃって。今も思い出して泣きそうです」と感慨深げに話すと、酒井は「円陣を組んだときに桧吏が泣いてしまって。鼻声だったので僕のスースーする薬を貸しました(笑)」と裏話を明かし、豊嶋も「ありえないくらい泣いてたのに花粉症だって言い張るんですよ!」と続ける。酒井とともにオーディションで抜擢された渡邊は「本当にいろんな思い出があったので、クランクアップする日は『ヤバい、今日で終わりだ』と泣いてしまいました。でも、人生の中で一番いい青春ができたと思います」と晴れやかな顔で述べた。
そんな4人を見守っていた玉井は「この時期に出会えた作品や仲間はこれからも宝物になると思います。私も同世代になりたかったな」とほほえみ、「本当の学校みたいにいつでも笑い声にあふれていた現場でした」と回想。森崎も「心が温まると言いますか、エンタテインメントの裏側には笑顔と苦労と仲間の大切さがあるんだなと、改めて感じました。観ていて1人でニヤニヤしてしまいました」と笑う。また、酒井が森崎から「ザッツライト」というセリフを指導してもらったことを明かすと、森崎は流暢な発音で「ザッツライト!」とお手本を披露して会場を盛り上げた。
続いて「この夏、冒険したいこと」というお題に登壇者が答えるコーナーに。城と酒井は「バンジージャンプに挑戦!!」「ストリートバスケット」というアクティブな回答が書かれたフリップを見せ、「資格を取りたい」と答えた玉井は「スキューバダイビングの免許や船舶免許を取りたい」と意気込む。唯一「着陸態勢に入った飛行機を写真に収めること」とマニアックな回答をした森崎は、興味を持った酒井と玉井に「飛行機の魅力をあとでめちゃくちゃ教えます。飛行機いいのよ……」と語り出し、玉井から「長そう!(笑)」とツッコミを受けていた。
「都会のトム&ソーヤ」は7月30日に全国で公開。
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