「ラ・ラ・ランド」のマーク・プラットや、
トニー賞の演劇作品賞をはじめ数々の賞を獲得し、日本でも坂本昌行、安蘭けい共演で上演された同名舞台を実写化した本作。1993年、イスラエルとパレスチナ解放機構(PLO)の両代表が初めて和平交渉に合意した「オスロ合意」までの知られざる実話が描かれる。対話の場を設ける極秘計画を遂行した外交官モナ・ユールと社会学者テリエ・ロード=ラーセン夫婦を
モナ・ユールに声を当てた沢城は「会話劇って、人間が露わになります。ひたすら話し合いしてるだけだけど、それがこんなにも魅力的! それをいつまでも見ていたい!と思わせられる、そんな作品でした」と述べ、テリエ・ロード=ラーセンに声を当てた平川は「無謀な計画を遂行したノルウェー人夫婦がどんな想いで始め、どのように困難に立ち向かったのか。また宿敵同士は面談の場でどんな戦いを繰り広げ、『オスロ合意』に至ったのか。観終わった後、現在の両者の状況について考えるきっかけをくれるのではないかと思います」と語っている。なお現在YouTubeでは予告編が公開中だ。
沢城みゆき コメント
本作の見どころ
人と人が言葉を尽くしコミュニケーションを試みる姿ってこんなに素敵だったっけかと…それが怒気を孕んでいようとも、対面して会話しているシーンに、コロナ禍なことも相まり、なんだか涙が出て来ました。会話劇って、人間が露わになります。ひたすら話し合いしてるだけだけど、それがこんなにも魅力的! それをいつまでも見ていたい!と思わせられる、そんな作品でした。
演じたモナ・ユールについて
…熱く燃えているであろう心の内とはうらはらに、ポーカーフェイスで、嬉しい悲しいといった自らの感情は一切口にせず、“裏方”に徹しようとする…私からすると鉄の女と言って良いのでしょうか、背筋が伸びるような、そんな印象の女性です。しかしながら、両国に和平交渉をさせたいと思ったその初動の心の動きは、私含め多くの方が共感できるはず。しかしながらっ、その後実際に一歩踏み出せる人は…少なかった、いなかったから歴史を作ってしまった、やはり遠い存在です。
平川大輔 コメント
本作の見どころ
激しい敵対関係にあり、本来直接会うことは許されないイスラエルとパレスチナ解放機構。その代表を秘密裏に集め、和平交渉に向けた面談の場を設ける…。この無謀な計画を遂行したノルウェー人夫婦がどんな想いで始め、どのように困難に立ち向かったのか。また宿敵同士は面談の場でどんな戦いを繰り広げ、「オスロ合意」に至ったのか。観終わった後、現在の両者の状況について考えるきっかけをくれるのではないかと思います。
演じたテリエ・ロード=ラーセンについて
妻のモナと共に、「オスロ合意」を叶えるために仲介役として奔走した男性です。イスラエルとPLOの間に挟まれた中間管理職とか、太鼓持ち的な感じに見えるシーンがあったり、「君は何もやっていない」と言われてしまうような時もありますが、彼とモナがいなければ何も始まらなかったのも事実。自身の考えや想いはあれど仲介役という裏方に徹し、全力を尽くすことができる、中身は非常にクレバーな人、という印象を受けました。
沢城みゆきの映画作品
関連商品
Miyuky-Homes @v_momodango_v
オスロ合意の舞台裏描くHBO映画配信、沢城みゆきと平川大輔が見どころ語る(コメントあり / 写真23枚 / 動画あり) https://t.co/ATDcYFj0Ww