LGBTQがテーマの映画特集、レインボー・リール東京で長編7本を日本初上映

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「第29回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)」が、7月16日から東京・シネマート新宿、7月23日から大阪・シネマート心斎橋で開催される。

「ストロベリーミルク」

「ストロベリーミルク」

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LGBTQなどのセクシュアルマイノリティをテーマとした映画を、ジャンルを問わず国内外から厳選して紹介する同映画祭。今年は長編8作品のうち、7本が日本初上映となる。

「世紀の終わり」 (c)Stray Dogs

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「恋人はアンバー」

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ラインナップにはスペイン・バルセロナで偶然出会った男性2人の20年にわたる壮大な愛の記憶を描くアルゼンチン映画「世紀の終わり」、孤独な少女たちの初恋とシスターフッドを描いたオーストラリア映画「ストロベリーミルク」、トランスジェンダー男性だった事実は語られず死後に「キャリアのために性別を隠していた女性」と報じられたジャズミュージシャン、ビリー・ティプトンの素顔に迫るドキュメンタリー「ノー・オーディナリー・マン」、監督・主演のマシュー・ファイファーが自身の幼児期と共演のシェルダン・ブラウンの実体験をベースに描いたラブストーリー「シカダ」、1990年代のアイルランドの田舎町を舞台にカップルを演じる同性愛者の男女の友情をつむぐ「恋人はアンバー」が並ぶ。

「叔・叔(スク・スク)」 (c)Films Boutique

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「であること」  (c)EpocL

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アジア圏からは今は亡きパートナーの家族の面倒を見続けるゲイの青年を主人公にした台湾映画「親愛なる君へ」、退職が迫るタクシー運転手と老いたシングルファーザーを軸に同性愛とエイジングの問題を多角的な視点から描いた香港映画「叔・叔(スク・スク)」も上映。日本の作品では、インティマシーコーディネーターの西山ももこがLGBTQや性的マイノリティでくくられる人々に「自分自身“であること”」を尋ね歩いたドキュメンタリー「であること」がラインナップに。またアジア・太平洋地域の新作短編を紹介するプログラム「QUEER×APAC 2021」では6作品がオンライン上映される。

第29回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)

2021年7月16日(金)~22日(木・祝)東京都 シネマート新宿
2021年7月23日(金・祝)~29日(木)大阪府 シネマート心斎橋
オンライン配信 2021年7月16日(金)19:00~29日(木)23:59

長編作品

「世紀の終わり」
「ストロベリーミルク」
「ノー・オーディナリー・マン」
「親愛なる君へ」※R18+指定作品
「シカダ」
「恋人はアンバー」
「叔・叔(スク・スク)」
「であること」

QUEER×APAC 2021 ~アジア・太平洋短編集~

「フロス」
「リップスティック」
「ウィッグ」
「キラン」
「アイス」
「ストレンジャーズ」

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【レインボー・リール東京】長編7本を日本初上映『ストロベリーミルク』ほか [東京7月16日~、大阪7月23日~] #LGBTQ+
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