沖縄の本土復帰50年に合わせて放送される本作では、沖縄に生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子と、個性豊かな4兄妹たちの姿が描かれる。黒島が暢子に扮し、彼女の家族を仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が演じる。
このたび暢子が東京、そして神奈川・鶴見で出会う登場人物たちのキャストが明らかに。暢子が勤める東京のイタリアンレストランオーナー・大城房子役で
また暢子の幼なじみ・青柳和彦が勤める新聞社の上司・田良島甚内を
さらに暢子の下宿の大家であり鶴見の沖縄居酒屋主人・金城順次役で志ぃさー(
そのほか暢子の友人で、沖縄本島北部やんばる地方村で共同売店を取り仕切る前田善一の娘・前田早苗を
原田は「精神的にも経済的にも自立し、『食』だけでなく、『文化』や『哲学』にも造詣が深い、強くて聡明な房子を魅力的に演じられるようにと、今から楽しみにしています」と、高嶋は「今回頂いた役は、イタリア料理のシェフです。ちょっと頼りないけど、根は優しい。正に、私そのもの(すみません、ちょっと盛ってます)」とつづっている。
連続テレビ小説第106作「ちむどんどん」は、2022年春よりNHKで放送。「マッサン」や映画「フラガール」の羽原大介が作、沖縄出身のジョン・カビラが語りを担当する。
原田美枝子 コメント
大城房子は、横浜生まれの沖縄移民2世で、1970年代では、まだ少なかったイタリアンレストランのオーナーです。精神的にも経済的にも自立し、「食」だけでなく、「文化」や「哲学」にも造詣が深い、強くて聡明な房子を魅力的に演じられるようにと、今から楽しみにしています。
高嶋政伸 コメント
私のデビューは、1988年の連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」。役名は、金太郎。最初の登場シーンの台詞は「ジャーン!」。
この登場シーンは、一度も忘れた事のない感謝のデビューであり、私の役者としての原点です。当時、デビューにあたり、何から何まで力になってくれた我が父、忠夫にきつく言われた、「一番最初に台本をもらった時の感動を忘れるな」という言葉も、今回改めて胸に響いています。
あれから30年以上たちまして、1997年に出演させて頂いた「あぐり」に続き、三度、その原点である連続テレビ小説「ちむどんどん」に出演させて頂くことになり、本当に感激しております。
「一番最初に台本をもらった時の感動を忘れるな」。はい! 忘れません!
今の気分は本当に「ちむどんどん」!ですよ、忠夫さん!!
今回頂いた役は、イタリア料理のシェフです。ちょっと頼りないけど、根は優しい。正に、私そのもの(すみません、ちょっと盛ってます)。
とにかく、初心忘れる事なく、真心込めて演じさせて頂きます。
佐津川愛美 コメント
好きなもの、大切にしたいもの、とにかくまっすぐな清恵ちゃんを楽しみながら丁寧に演じさせていただければと思います。
養豚場や家族にどう向き合うのか今からとても楽しみです。
「丁々発止の口げんか」というワードがとても気になっています。パワーを蓄えて備えていこうと思います。
中原丈雄 コメント
養豚を仕事とする設定に先ずは嬉しく思います。その従事者と云うだけで人間が想像出来て、生活や人生観が見えてくるようです。豚と沖縄の結びつきを思うと、沖縄料理に豚は欠かせない食材ですから、私の育てる豚たちが主人公に大きく関わって来るのではと、今から楽しみです。豚の香り漂う、混じると何処に私がいるのか判らない、そんな男を創れたら。役名が良いですね。「猪野寛大」…猪の様に力強く、心が寛大な男なのでしょうね。役が判ったので後は台詞覚えるだけだ。脳内は人間にならねば。
山中崇 コメント
まず、気になったのがその個性的な名前です。田良島という姓は全国でおよそ110人ほどしかいらっしゃらないようです。鹿児島に名字の由来があると言われています。そして名は甚内。田良島甚内。名は体を表すというように、なかなかに一筋縄では行かないキャラクターになるのではないかと予感しています。作品をより豊かに出来るように、ちむどんどんの世界をタラシマと共に歩んでいきたいと思います。
長野里美 コメント
平良多江さんは私と同じ横浜生まれで沖縄ことばはしゃべれません。けれど夫と共に暢子たち沖縄県人の面倒を篤く見る、いわば「東京のおっかさん」。夫の過去に何やら感じたりしつつも、夫を立て(素の私が苦手とするところですが・笑)、にぎやかに明るい家庭を作って行きたいと思います。暢子が慰められ、元気づけられ、時には泣けるような、そして全国の若い人から「あんな人たちが傍にいてほしい!」と思われるような素敵な県人会を、そしてそんな県人会を支える多江さんを目指します!
井之脇海 コメント
矢作は人付き合いが苦手で、不器用で頑固な“世渡り下手”な人物。第一印象は良くない印象を持たれやすい矢作ですが、接していくうちに何故か放って置けなくなってしまう、噛めば噛むほど味が出るタイプだと思います。
観ている方に、矢作の、ひねくれた言葉の裏にある真意や、台本に描かれていない人生を想像して、噛むように矢作を味わっていただけたら嬉しいです。魅力的な人物になるように頑張ります。
飯豊まりえ コメント
初めて連続テレビ小説に出演させていただいたのは10代の頃でした。あの頃にしかできなかった経験や、見ることができた景色が今の私に繋がっています。ご縁に感謝し、真摯に大野愛さんと向き合っていきたいと思っております。
当時はまだ多くなかった女性の新聞記者ということで、意志を持って仕事をしていくという部分は、自分の気持ちとしても通ずるものがありますし、当時の社会の中でそれを決断していく彼女の心の動きも丁寧に演じられればと思っています。今から出演者の方々とのお芝居がとても楽しみでしかたありません。
志ぃさー(藤木勇人)コメント
今回は「あまゆ」という沖縄食堂兼飲み屋の店主ということで、「あまゆ」(あま世。甘い世のことで、沖縄方言で、苦しいことの無い世界のこと)は苦労の末つかむ幸せという感じなので、訪れるお客達と苦楽を共にしながら娘と一緒になって、日々鶴見の中の沖縄で沖縄出身者に憩いの場所を提供する店としての役目を果たせればと思っております。
片岡鶴太郎 コメント
上京してきた沖縄県民のためにいろいろと世話役を担い、面倒みがよい沖縄県人会の会長。何かトラブルがあれば県民の盾になるという男気のある人物です。
堅気やアウトローな面、シリアスな面、コミカルな面。さまざまな一面を持ち合わせ人生の歩みのなかで、矛盾というものが出てくると思います。その矛盾をうまく結合させて生きていく術を持っている男だと伺っております。
その矛盾の結合をうまく表現する人物を演じたいと思っております。
高田夏帆 コメント
まだ黒島さんとはお会いした事がないのですが、役でもリアルでも同級生としてご一緒できるのを楽しみにしています! 自分の出来る事を最大限、精一杯、尽くしていきたいです。
小林大児(制作統括)コメント
主人公・暢子にとって、ふるさと沖縄を出たあとに、東京そして横浜市鶴見で出会う人々は、沖縄出身者、沖縄二世、そしてもちろん東京の人など、やんばる時代と一線を画す多様性に満ちた面々になります。暢子がこれらの素晴らしい出演者たちに揉まれてどのように青春時代を、大人への道を歩んでいくのか、私たちスタッフとしてもやっぱりわくわく、ちむどんどんがいっそう強くなってきます!そしてもちろん、暢子の兄妹家族たち、沖縄で出会った人々が、本日発表した新たな面々とどのように絡んでいくのかも、ぜひ楽しみにしてください!
小杉幸一 コメント
「心(=ちむ)高鳴る(=どんどん)」の言葉の意味から、躍動感や多幸感、優しさや美しさなどを多面的に感じてもらえるような題字デザインを心がけました。心や愛を表現するために「ちむ」にはハートを内包させています。また、沖縄らしい空や海、人や家族はもちろん物語を紡いでいくにつれ、食と文化、日本までもどんどんつながっていく絆のイメージを様々な色のグラデーションで表現しています。見た人が「ちむどんどん」するようなものになっているとうれしいです!
ティグレ @Masked_Tigre
朝ドラ「ちむどんどん」に原田美枝子、高嶋政伸、飯豊まりえ、片岡鶴太郎ら出演 https://t.co/SbOzqzg8Ws