アヌシー国際アニメーション映画祭2020の最高賞に当たるクリスタル賞に輝いた「
本作は「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」の
幌馬車隊で西進する旅の途中、父親が暴れ馬で負傷し、家長として家族を守らなければならなくなったマーサ。彼女は少女であるが故の制約に苛立ちながら、髪を切り、少年の服を着て男性のように振る舞うことを決意する。マーサの生き方は古い慣習に固執する旅団の面々と軋轢を生むが、彼女は生きていくために必要な乗馬や馬車の運転、投げ縄といった“男の作法”を学んでいく。
マーサをジェンダーレスな生き方を選択した最初の女性として描いている本作。シャイエのインタビューによると、映画の制作過程においても男女平等が徹底されたという。アニメーターの人数、管理職の男女比、そして給料の総額までをコントロール。女性のアニメーターが制作期間中に産休を取得し、復職できる環境も整備されていた。
日本語吹替版では、アニメ「女神寮の寮母くん。」の
「CALAMITY カラミティ」は東京・新宿バルト9ほか全国で順次ロードショー。現在、予告編がYouTubeで公開中だ。
ビニールタッキー @vinyl_tackey
待ってました!レミ・シャイエ監督の最新作『CALAMITY カラミティ』が9/23日本公開決定!
“平原の女王”カラミティ・ジェーンの少女時代描く長編アニメが9月公開 https://t.co/VNxK18Mz2W