「
本作は、恋愛ゲームアプリ「イケメンシリーズ」のスタッフが手がけたオリジナルストーリー。本当の幸せがわからず、会社の先輩に片思い中の28歳・大原春子と、恋愛ゲームの画面から現れたナポレオンの奇妙な同居生活が描かれる。
春子役の武田は「映画のクランクインが何度か延期になり、撮影に入れるのかな?とも正直思っていました。こうして無事皆さんにお届けすることができて幸せな気持ちでいっぱいです」と喜びを噛み締めた。撮影前には、役のために「待ち受けをずっとナポレオンにしていた」と告白。「ナポレオン役が濱さんに決まったと聞いて、濱さんを待ち受けにしたこともあるんですけど、親に見られたら変な勘違いされるかもと思って3時間ぐらいで変えました(笑)」と打ち明ける武田は、濱から「どの写真だったんですか?」と尋ねられると、「宣材写真です」と恐縮しながら答えた。
オーディションでナポレオン役を射止めた濱は「イケメン役ということでハードル高いなと。俺で大丈夫か?と思っていましたが、衣装作りから参加させてもらい、本読みも何回かやらせてもらって、撮影は不安なく臨めました」と述懐。春子の同僚役の綾乃は「武田さんとは役としてじゃなくて、自分のままでいれば仲良くなれる人だと感じて。撮影が終わってからも連絡を取り合う仲になれました」と感謝を伝え、ハイスペック男子を狙う同僚役の岡林は「あざとい女子について勉強したんですけど、男性に媚びすぎず自分の意思を伝えられる子だというのも意識しました」と役について語った。
劇中には“キュンキュン”するシーンが多くあり、頃安は「キュンキュンするしぐさをあまり演出したことがなくて。現場ではとりあえず『100%で行きましょう!』とみんなに声を掛けました。楽しかったです」と振り返る。濱が「頃安さんと『こうかな? こっちかな?』と頭をポンポンし合ったり(笑)。“ポンポン”が何回も出てくるのでこだわりました」と裏話を明かすと、武田も「春子は素直にうれしかったり戸惑ったりするので、リアルな反応が出てると思います」とはにかんだ。
そして最後の挨拶を終え、舞台挨拶の幕が降りようとしたところで、明日6月15日に30歳の誕生日を迎える武田にサプライズが。登壇者たちが祝福する中、濱から武田へ30本のバラの花束が贈呈される。濱が「武田さんは誰よりも熱い方なので赤、そして30本目はレインボーにしました。彩りのある1年にしてください」と伝えると、武田は「春子ももうすぐ30歳で恋や仕事に悩んでいるけど、こうして周りにいる方々に支えられて、失敗を成長に変えて進んでいく。今も春子の気持ちをずっと持っているので、皆さんもそういうプラスの力を持って帰ってもらえたらうれしいです!」と晴れやかな笑顔を見せた。
「ナポレオンと私」は7月2日に東京・池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマ、神奈川・横須賀HUMAXシネマズほか全国でロードショー。
関連記事
武田梨奈の映画作品
リンク
市橋浩治・道本咲希監督『ほなまた明日』/東かほり監督『とりつくしま』 @koji184
昨日はプロデュース作品『ナポレオンと私』の完成披露上映会。上映前に、武田梨奈さん、濱正悟さん、綾乃彩さん、岡林佑香さん、頃安祐良監督によるトークイベント!
いよいよ7/2より公開です。皆様、よろしくお願いします!
https://t.co/gI4nwu7qBW