嵐のライブフィルムが上海で世界初上映、松本潤のサプライズに現地ファン歓喜

嵐のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」のワールドプレミアが中国・上海の第24回上海国際映画祭で6月12日に行われた。

本作は2018年11月から2019年12月まで計50公演行われ、累計237万5000人の動員を記録した嵐の20周年ツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」において、2019年12月23日の東京ドーム公演を100台以上のカメラで記録したもの。「ピカ☆ンチ・LIFE IS HARDだけどHAPPY」の堤幸彦が監督を務めた。

映画祭では本編の開始前に、嵐のメンバーを代表して松本潤のメッセージ映像をサプライズ上映。松本は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、開催中止となった2020年の中国ライブについても中国語を交えながら触れ、「映画という形にはなりますが、僕たちを待ってくださっていたファンの皆さんへ、少しでも恩返しができたらと思っています」「僕たち嵐と、同じ空間で、同じ時間を共有しているかのような最高の映像体験ができる特別なライブ映画になっています。今から思い切り、楽しんでいただけたらうれしいです！」と述べた。

突然のサプライズ映像に、会場では興奮して泣き出すファンの姿も。また本編の上映中は観客が持参したうちわやサイリウムを振り、スクリーンに向かって声援を飛ばすなど熱狂的な状態になった。

上海国際映画祭は6月11日から20日にかけて開催。本作が出品されたDolby Vision部門では4回上映され、Gala部門では6月17日にキャパ1300席の大会場で上映される。両部門への同時出品は史上初。全5回分のチケット約2000枚は発売直後に即完売した。

松本潤 コメント

このたび、「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」という僕たちの新しいコンサート映画が、世界で初めて、ここ上海国際映画祭にて、ワールドプレミア上映となります。僕たち嵐は、2020年に中国でコンサートをする予定だったのですが、新型コロナウイルスの世界的な感染の影響を受けて、中止することになりました。非常に残念に思っています。そこで今回、映画という形にはなりますが、この“Record of Memories”の上映をもって、僕たちを待ってくださっていたファンの皆さんへ、少しでも恩返しができたらと思っています。この作品は、実際のコンサート会場にいるような生の臨場感が再現されています。僕たち嵐と、同じ空間で、同じ時間を共有しているかのような最高の映像体験ができる特別なライブ映画になっています。今から思い切り、楽しんでいただけたらうれしいです！