愛したものが消えてゆく…3世代の女性を襲う恐怖描く「レリック -遺物-」公開

2

571

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 88 452
  • 31 シェア

オーストラリア・アメリカ合作のホラー映画「Relic」が、邦題「レリック -遺物-」で8月13日に公開される。

「レリック -遺物-」ポスタービジュアル

「レリック -遺物-」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る

本作は、認知症によって失われゆく記憶を発端とする恐怖の連鎖を中心に据えながら、家族の関係性やジェンダー問題なども反映した物語。認知症により“別の何か”に変貌してしまった老女エドナと彼女の家に隠された暗い秘密が、娘のケイと孫のサムを恐怖の渦へとのみ込んでいくさまが描かれる。監督のナタリー・エリカ・ジェームズは子供時代に毎夏を過ごした母の故郷・日本を久しぶりに訪れた際、大好きだった祖母が認知症によって変わり果てていたことにショックを受け、その経験をもとに本作の脚本を書き上げたという。

ケイを「メリー・ポピンズ リターンズ」のエミリー・モーティマー、エドナを「マトリックス・レボリューションズ」のロビン・ネヴィン、サムを「ネオン・デーモン」のベラ・ヒースコートが演じた。プロデュースを俳優のジェイク・ギレンホールらが担当し、製作総指揮で「アベンジャーズ」シリーズのジョー・ルッソアンソニー・ルッソ兄弟が参加している。ポスタービジュアルには「愛したものが またひとつ 消えてゆく」という消えかかったコピーが添えられた。

「レリック -遺物-」は東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。

※記事初出時、作品名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。

この記事の画像(全1件)

(c)2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australia

読者の反応

  • 2

菱沼康介 演技強化WS! 短編集!! 新作準備中!! @hisikosu

愛したものが消えてゆく…3世代の女性を襲う恐怖描く「レリック -遺物-」公開 https://t.co/ZEwaVRsx3n

コメントを読む(2件)

ナタリー・エリカ・ジェームズの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 レリック -遺物- / ナタリー・エリカ・ジェームズ / エミリー・モーティマー / ロビン・ネヴィン / ベラ・ヒースコート / ジェイク・ギレンホール / ジョー・ルッソ / アンソニー・ルッソ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。