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ピーター・ケアリーのブッカー賞受賞小説を原作とした本作は、オーストラリア中にその名を轟かせた“伝説の反逆者”ネッド・ケリーの半生を描く伝記映画。権力に反抗した英雄として語られることの多いネッドを、悲惨な境遇から抜け出すため苦悩し闘った1人の若者として描き出す。ネッドをマカイが演じ、「マクベス」「アサシン クリード」の
映像は撮影の合間に現場で収録されたもの。マカイは束の間の友情でつながるネッドと警官フィッツパトリックの関係について「善悪が白と黒にはっきりと分かれている世界にいる。犯罪者か、そうじゃないかの2択しかないような。フィッツパトリック側の人間は力を持っていて、濁っている」「理解できないからこそ、ネッドはフィッツパトリックに魅了される」と語る。
一方、ホルトは自身が演じるフィッツパトリックの心情について「本当はネッドと友達になりたい。ネッドの家族や環境に興味を持っている」と分析。「もし状況が異なっていれば2人は生涯の友人になれていたと思う」と話す。映像の最後にはネッドとフィッツパトリックが娼館で語り合うシーンが収録された。
「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」は、6月18日より東京・WHITE CINE QUINTO、新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。
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理解できないから魅了される、ジョージ・マカイが反逆者と警官の束の間の友情語る https://t.co/6mKWt9Ou94