オール韓国ロケで制作された「アジアの天使」は、それぞれ心に傷を持つ日本人と韓国人の家族がソウルで出会い、旅路をともにするさまを描いたロードムービー。妻を病気で亡くしたシングルファーザーの青木剛を池松、元アイドルで売れない歌手のチェ・ソルを「金子文子と朴烈」の
予告編は、一人息子を連れて心機一転韓国にやって来た剛と、彼らを「シャレじゃねえか」と一笑に付しながら迎える兄のやり取りから始まる。そして「異国の地で、不思議な旅が始まる。」という言葉とともに、偶然出会った日韓の家族が道中をともにし、1つの家族のように同じ食卓を囲む様子が捉えられている。
また予告編には“天使”の姿も。剛とソルは劇中で、東洋のおじさんのような姿で人の肩を噛む一風変わった天使に会ったことがあると話す。石井はオダギリ主演のテレビドラマ「おかしの家」にも人を噛む天使というキャラクターを登場させていた。本作において“ヘンテコ天使”の存在は、「天使というのはこうあるべきだ」という価値観や固定概念にとらわれなくてもいいという作品全体のメタファーとなっている。
「アジアの天使」は7月2日に東京・テアトル新宿ほか全国でロードショー。
池松壮亮の映画作品
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池松壮亮が韓国人家族と旅する「アジアの天使」予告編、“天使”の姿も https://t.co/GMqtCR8sDO